イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

成長したアラスカン・マラミュートの介助犬訓練生に再開!訓練の成果はあまり見えない...?

2021年08月31日 08時00分00秒 | 英国のイヌ
ストックポートのマーケット・ホールで見かけた介助犬。


「介助犬 ASSISTANCE DOG 」のバッジをつけたアラスカン・マラミュートAlaskan malamute の...名前が思い出せない!

前回,3月に見かけた時はむくむくカワイイ子イヌでした。

ストックポートで実によく会う飼い主の男性に声をかけて名前を聞きました。
そうそう、ガイアでした。

生後7か月の時に撮った写真を載せた記事のリンクです。☟☟
ストックポートで有名だった高齢イヌの飼い主が新しく連れていたかわいいかわいい大型犬の子犬...え、介助犬?!


一歳を超えてほぼ成犬サイズに成長していました。
介助犬の訓練は終わったのか聞いてみたら、まだだということでした。



てんかんや糖尿病、心臓病などの持病がある人の症状の悪化や発作を予知して知らせるメディカル・デテクション・ドッグ medical detection dog(医療探知犬?)になる訓練を受けている過程だそうです。

まだ一人前でないのなら、ただの「ペット」だと思うのですが...
ふつう介助犬は、盲導犬なら盲導犬育成団体で育てられて一人前になったイヌを利用者に貸与することになっているはずです。
訓練が終わったら試験を受けて、合格したイヌだけが登録されて介助犬として働けるはずです。
(うちの近所に盲導犬として育てられ、盲導犬試験に落第してペットとして一般家庭に払い下げられた落ち着きのない飼いイヌがいました)

介助を必用としているはずの飼い主がペットとして飼いながら介助犬見習いとして連れ歩いてるのは決まり違反ではないのか...?とあいかわらず思ってしまうのですが、もちろんそんなこと突っ込んで聞いたりできません。

(正式なものには見えない)「介助犬」と書かれたバッジをハーネスにつけておけば、通常イヌ連れで立ち入れない場所にも堂々と入れるのももしかして...ズルくないでしょうか。



行きあった見知らぬコッカースパニエルにじゃれついて、大はしゃぎ。


コッカースパニエルの飼い主も喜んでいましたし、通りがかりの人たちもほほ笑ましくながめたり写真を撮ったりしていました。

人なつこく、他のイヌたちにも好かれる気のいいガイア。
まだ子イヌ気分が抜けていないようですね。
...介助犬の素質があるようにはあまり思えません。
もちろん、聞きなれないメディカル・デテクション・ドッグになるにはどんな素質が必要なのか、などという知識はまるでない私が決めつけてはいけないのですが。

どこに行っても誰にも迷惑をかけず、みんなに喜ばれている素晴らしく性質のよいいいイヌなので資格云々でかたいことを言うのはやめにしましょう。
飼い主も感じのいい人でイヌが関心を集めるのを喜んでいます。


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2 コメント

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Unknown (magy)
2021-08-31 16:33:01
シベリアンハスキーに似てますね。
目の色がちょっと違うかな。
皆さん、もうマスクはしてないのですね。
いいな。
私は15年間シーズー💛飼ってました。
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magyさんへ (江里)
2021-09-01 07:20:08
シベリアンハスキーよりも一回り大きいそうです。おっしゃる通り、目も黒っぽくて違いますね。
いちばんの見分け方は、耳の位置だそうです。
マラミュートは耳が低い位置についていて離れていますが、ハスキーは頭のてっぺんにほとんどくっつくようについているそうです
イギリスではパンデミックのひどい時で、「屋内マスク着用令」が出てた時も外ではマスクをしてない人がほとんどでしたね。商店街なんかでは店に出たり入ったりするたびにつけたり外したりがめんどくさく、外でもしてる人が多かったように思います。
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