イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

大胆なずり落ちパンツ柄と後ろ脚投げ出しポーズがキマッたおなじみのスタッフィー。

2022年06月21日 06時23分22秒 | 英国のイヌ

昨日はまた一転、晴天でした。

気温は日中23℃前後、暑くはなく、快適でした。

おなじみのストックポート・タウンセンターのオールド・タウンOld Town、景観保存地域のリトル・アンダー・バンク Little Underbank です。

カフェもチッピー(フィッシュ&チップス・レストラン)も閉まっている月曜日の午後、人通りもなく閑散としていました。

夫がグレーター・マンチェスター内をバスと電車を無料で乗り放題できる年齢になったので、パスカード申請の手続きにストックポートに来たのです。

最近新装開店した、ビストロ、カフェのウィンターズ Winter's に入ってみたくてリトル・アンダーバンクまでやってきたのでした。残念、ここも休業でした。

最初の写真の、古い時計がつきだしている建物が19世紀の時計工房だったウィンターズです。

今日の話題はストックポートの名物建築ではなく、イヌ!

大胆に後ろ脚を投げ出して腹ばいになるスタッフォードシャー・ブルテリア Stafford bull terrier のメスイヌ (名前を聞くのを忘れました!)。

スタッフォードシャーブルテリアはスタッフィーとよばれ、親しまれている実によく見かける庶民的な犬種です。

ガニガニした肢体と憂い顔が私の好みです。

地についていない頭のかわりにシッポを数に入れると五体投地ですね。

ずり下がった黒いパンツをはいているような大胆で斬新な柄!

側面に配置したブチも気が利いています。

とにかく黒白の配分が絶妙です!

 

本日休業のカフェとチッピーの外の、たった1卓のテーブルでお茶を飲んでいる飼い主の女性たちのことが帰宅してこの写真を見て気になりだしました。

そういえば、たしか道路の反対側にもカフェがあったと思います。営業していたようですね。

そしておそらく、外で飲食をするこのイヌ連れの女性客2人は日の当たる道路の向こう側に座りたいと主張したため(道路の向こう側のカフェやチッピー、ビストロは軒並み休みですし)、カフェもターブルと椅子を移動することを快諾した...というような事情だと思われます。

まぶしさに目をしばしばさせながらも太陽に向かって座ってお茶を飲みたい英国人のサガですね。

前述の、新装オープンしたビストロ・カフェ、ウィンターズのからくり時計です。(別の日に撮った写真です)

1時間に1回、騎兵と天使、水平の3人が鐘を鳴らす19世紀のからくり時計がロックダウンの期間に修復完了。

19世紀の時計工房が廃業して以来このたてものは1970年代からパブとして利用されてきました。そのパブも5~6年前に閉店しました。

名物のからくり時計は故障して30年来そのまま放置されてきたようです。

私もまだ鐘の音を聞いたことがありません。

 

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 誰がデザインしたのだろう、... | トップ | 一年で一番日の長い、昨日(... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
犬と暮らせば (浅井洋)
2022-06-21 09:07:39
江里様
 からくり時計は故障して30年来そのまま放置

 素晴しいですね 30年も放置して 修理して
使う所が すごいですね
返信する
浅井さんへ (江里)
2022-06-22 05:17:57
観光資源ですから。市の街並み保存委員会みたいなところがそういうことをやっています
返信する

コメントを投稿

英国のイヌ」カテゴリの最新記事