ロンドン番外編です。
3月22日のロンドンのウェストミンスター Westminstar (国会議事堂)周辺でのテロリストによる攻撃で国内は騒然としています。
こんな時期にあえてノーテンキな話題、古い建物に棲む動物を取り上げることにします。
ロンドンの中心ちであり観光の拠点でもあるピカディリー広場 Piccadily Circus と、トラファルガー広場 Trafalgar Square の周辺をぶらぶらあるいていて見つけた、動物たちの数々・・・
①トラファルガー広場のそば(ネルソン提督の像が見えています)、1930年代のアールデコ風の、劇場の・・・
かなり低い位置にある、雄羊の横顔。
②魚ではありません、ギリシャ神話テーマの決まりきった表現のイルカです。
親イルカの背中にからみつく仔イルカには撮った写真を見て初めて気が付きました。。
③入り口、アーチ横の、また雄ヒツジ。これは正面。
③店舗ビルだったと思います。トラファルガー広場のそば・・・典型的なアール・デコ様式の豪華絢爛アフリカの「サファリパーク建築」。
もともと何の目的で建てられたのだろう・・・?
④鹿とまた!雄ヒツジ・・・ブリティッシュ・コロンビア??
ロンドンは宝庫です。
きりがありません。
イギリスの象徴、王室の紋章にも登場するライオンとユニコーンは、あえて載せませんでした。あるあるある、そこら中にある、雄ライオンの顔!!
さて・・・・
・・・避けては通れないこの話題・・・ウェストミンスター周辺での今回のテロリズム攻撃。
今回はこのエリアには行きませんでしたが、つい先週、観光を楽しんだロンドンでの憎むべきテロ行為、あえて避けてもやっぱり話題はそっちのほうへいってしまいます。
*2年以上前にウェストミンスターエリアをうろついた時の記事があります。見てみてくださいな。
↓
ロンドン観光その3、恥ずかしいおのぼり写真http://blog.goo.ne.jp/stockport/e/112d73e92af966173d878ed6b0f37092
イギリス国民は非常事態扱いにせず、極力、平常どおりの日常を心がけています。
ロンドンの交通機関は事件当日は閉鎖されたものの、昨日から通常通りの運行です。
人々は休みなく職場や学校へむかいました。
事件現場周辺を除いて、ロンドンはやはり観光客をひきつけています。
下院の議事は事件当日は中止されたものの通常どうり執り行われています。
「テロは自由と民主主義への挑戦だ。イギリスは暴力に屈しない」という意気込みは心強いです。賛成です。
ただ、これだけ国際的に報道され重大視されると、暴力と恐怖で世界を支配しようとしているテロリスト達に暴力の効果を実感させることで喜ばせているのではないかと不安になりませんか。
国際的な注目は主義主張のあるテロリストのみならず、自分も極端な行為で国際的な注目を浴びてみたい、と思っている平常心を欠いた暴力的な人達にも影響を与えかねません。
挑戦にのって大騒ぎをしない、怖がらない、そしてなおかつ、人命の犠牲を無駄にしないためにも暴力を憎み、暴力に屈しない姿勢を貫くバランスのとれた心構えが、テロにあった国の国民には必要でしょう。
無差別テロ、許すまじ。
なくなった方々のご冥福を心からお祈りします。
きのう通りかかった、ストックポートの市庁舎、半旗が微風になびいていました。
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
難しいですね。
反テロというのは、勝ち組のセリフ。
マイノリティが勝ち組に飲み込まれないせめてもの抵抗…。
どの戦争、紛争も犠牲者は痛ましいです。
勝ち組も負け組も無い、平和が欲しいと思います。
いいところをついています。
テロの間違ったところは無差別なところももちろんありますが今回のをはじめ、イスラム過激派の引き起こしたテロはすべて暴力で自由と民主主義を屈服させようとしているところです。でもいってみれば他国の軍事支配に抵抗する無差別攻撃もテロと呼ばれますし、おっしゃるとおり、難しいです。