イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

ロンドンその2、静かな日曜の午後のりかえ駅の外に出て、観光地ではないロンドンの中心地を散策

2017年03月17日 09時00分00秒 | ロンドンとイングランド南部
3月12日、日曜日から14日火曜日にかけて二晩どまりでロンドンに行ってきました。
用件は、期限切れの迫ったパスポートの更新。日本大使館に、月曜日に行きました。



今日のおのぼりさん写真は、ホース・ガーズ Horse Guards で突然始まった、衛兵によるブラスバンド演奏。





私の住む、グレーター・マンチェスター(州)のストックポートは、ロンドンから約250キロ。

ストックポートからロンドンの中心の乗りかえ駅、ユーストン Euston まで特急で約2時間。

滞在先の夫の弟の家があるケントのオーピントン Orpington に行く電車がでている別の乗りかえ駅、チャリングクロス Charing Cross か、ロンドンブリッジ  Londonbridge までユーストンから地下鉄で行きます。

電車の切符は、ストックポートから地下鉄料金も含め、最終下車駅のオーピントンまで有効です。
ただし、途中下車無効(地下鉄のルートは自由に選べます)。

乗り換え駅で、駅から出てうろついても問題ありません。
せっかくだからちょっと出てみることに・・・

ユーストン駅はロンドン観光の中心地から歩いていける距離ですが、ちょっと外れたところにあり、はじめて足を踏み入れる興味深いエリア。観光地ではありません。

オフィス街ですが、日曜日で静かです。


住宅街でもあるみたいです。
古い集合住宅が連なる幅の広い道路の真ん中に緑の共有スペースがとってあるのは、ロンドンならでは、の都市計画。
いいなぁ。

ロンドンの住宅街といえば、整然と連なるジョージア時代の半地下つきの白亜の3,4階建ての超高級連続住宅が思い浮かびます。
このあたりでは見かけません。

レストランの看板のイラストがかわいいので撮った写真です。


レスティング・ヘア(野うさぎ)は、レスティング・ヒア(ここでちょっと一休み)にかけたシャレです。

店舗の上階がフラット(集合住宅)になっている、典型的ロンドン中心地の住宅街・・・あぁ、やっぱりいいいな~。こんなところのお家賃はいくらなんでしょうか。

ロンドンの住宅難と家賃や不動産の高騰はニュースや社会不正を訴えるドキュメンタリーでも話題になっています。


駅のすぐそばにある、セント・パンクラス教会 Saint Pancras Church。ギリシャ神殿風。




観光スポットではない、地元の教会です。

この教会の地下、クリプトが興味深いギャラリーになっていました。
そこで撮った何枚かの写真はまたあらためてお見せしますね。

1902と年号の入った警察、消防署。


ショウシャなクイーン・アン風、レンガ造り
消防署としてたてられて、いまも消防署、警察署として使われています。

火の見櫓。





1930年代の特徴的な丸みのある角のある、パブのビル。




両カドにワシのレリーフ。


かわいい、個人住宅・・・でしょうか。


ユーストン駅から徒歩3分、贅沢だなぁ。


できれば、ロンドンのすべてのエリアの写真を撮って歩きたいところです。

コテコテした大都市マンチェスターとは違う、イギリスの首都の、堂々とした都市計画!
ロンドンは古くからイギリスでいちばん人口の密集した都市です。
1666年のロンドン大火のあとから、戦前にかけて建てられた美しい古い集合住宅が現在も使われている、美しい人口密集都市です。

もっと整然と統一された街並みのロンドンも次回は訪ねてみたいです。

ついでに、ひとつ手前のピカディリー・サーカスで地下鉄をおりて、乗り換え駅のチャリングクロスまで地上をちょっと歩いてみました!

↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。

コメント (3)
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