前回、マンチェスターアートギャラリー Manchester Art Galleryに行った時、本館正面ポーチでインスタレーションの準備作業が進行中でした。
いつの間にか完成していたみたいです。
第一次大戦の前線の塹壕をおもわせる、積み上げた土嚢にスノードロップが植えてあります。
重いスイングドアを押し開けていっしょに入ったおばあさんたちと歓声をあげました。
中のホールもスノードロップでいっぱい。
小さくて愛らしいスノードロップもこれだけ集まると圧巻です。
甘い匂いにむせかえりそうになります。
ナショナル・トラスト National Trust 協賛の「大戦で命を落とした兵士のことをわすれまい」キャンペーンのインスタレーション・アート表現だそうです。
フランスの戦地で戦死した各国兵士のお墓に、地元の人達がスノードロップを捧げたことからインスピレーションを得た企画だそうです。
理屈抜きに、胸をうつ、圧倒的な美しさ。
去年2014年は、第一次世界大戦開戦100周年。終戦100周年の2018年までヨーロッパ全土で記念行事がたくさん予定されています。