社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

今溶け始めた作られイメージ

2008-05-16 19:19:31 | 社会常識と教育
 今回の中国での地震の対応や手抜き工事の実態及びオリンピックにかかわる一連の暴動で、日本では中国に対するするはかない夢がさめつつあります。欧米に留学していた方々の中には夢どころか実態を正しく認識していた方が多数いらっしゃいましたが、一部マスコミを中心した中国信奉に、多くの国民が「21世紀は中国の時代」といった夢を見ていたようです。
 中国が統一した国家であり続けることさえ困難である。と多くの日本国民が気づき始めました。その一部マスコミ(朝日新聞、毎日新聞、それぞれのグループ)が作り上げてきたイメージが音を立てて壊れていく様子をありありを感じました。
 しかし、いくら反日マスコミが騒ごうともそのベクトルに気がつかない国民に多くの問題があります。まさに「民主主義とは真綿で自らの首を絞めるがごときもの」との言葉が脳裏に浮かびます。
J.S.ミルは「自由論」の中で「民主主義は国民の理性の上に成り立つ」と言っています。おバカ番組やタレントに熱を上げる国民に理性はあるのでしょうか?緊急車両をタクシー代わりに使う国民に理性はあるのでしょうか?そして、彼らの常套句は「家に帰ってまでそんなまじめでは窮屈だ」とのたまわります。しかし、総じて大した仕事をしていない方がそうのたわります。民主主義は議員を行政を国民が監視するところに大きな意味があります。
 民主主義の浅い歴史ですが、政治を軽んじる者に政治は必ずしっぺ返しを行います。そしてその言い訳は「あの時代はそうだった」です。
 
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