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遅いが報じないよりマシ、BBCが報じた中国臓器移植産業の闇

2018-10-20 00:00:13 | マスコミ批判
・英BBC、中国臓器移植産業の闇を報道
英BBCは10月8日、『誰を信じるべきか?中国の臓器移植』(Who to Believe? China’s Organ Transplants)と題する番組で、中国臓器移植産業の闇に迫った。カナダのデービッド・マタス弁護士らは近年の調査で、中国での臓器移植件数は年間10万件と推計している。しかし、ドナー数と一致せず、待機時間が数日~数週間という短さから、巨大な「生きた臓器バンク」が存在しているのではないか、と国際社会から疑いの目を向けられている。

BBCは、7月にスペイン・マドリードで開かれた年次国際臓器移植会議(TTS)に出席した中国「臓器移植界の権威」とされる衛生部副部長・黄潔夫氏を取材した。

黄氏「中国ではすでに1万5千のドナーがいる」
記者「毎年の手術件数は十万件ともいわれているが…」
黄氏「その質問はナンセンスだ。答えたくない」
記者「自分が中国の病院に電話したら、すぐに肝臓移植ができると言われた。どうしてこれが可能なのか?」
黄氏「その質問は聞きたくはない、答えたくない。誰かの政治的意図がある質問には答えない」

BBCの取材に答えた在英の法輪功学習者で、2017年まで収監されていたという劉ハイクァン(音訳)さんは、収容所では定期的に血液検査が行われており、収容所内のすべての法輪功学習者が受けていたと証言した。別の女性学習者は、収容施設から医療機関へ移送された法輪功学習者たちを対象に超音波、X線などによる身体検査が行われたと述べた。

スタジオに出演した、新疆ウイグル自治区で外科医を勤めていたエンバー・トフティ氏は20年前、銃殺刑を執行された死刑囚から臓器を摘出した体験を語った。「当時、倫理に反するという意識はなかった。当時は共産党の指示が絶対だった」と述べた。

BBCのヒル記者の取材に答えた匿名の研修医だった中国人は、90年代は中国の医師、医学生のなかで、臓器移植用の臓器は死刑囚もしくは収監者からだということは公然の秘密だったと明かした。また、上司の指示に従って、まだ息のある死刑囚から臓器を摘出する作業に従事していたという。この匿名者は、トフティ氏と同様に罪悪感を感じなかったと付け加えた。「共産党の思想により、それが悪いことだと誰も言わなかった。囚人なのだから死んで当然であり、患者も救われる」

トフティ氏は、今日に至っても臓器収奪は続いていると考えている。新疆では90年代から数百万を数える人々が行方不明になっており、さらに住民は、中国現地当局により適切な説明のない血液検査が定期的に行われていることから、「臓器移植のためのデータバンクを作成しているのではないか」と述べた。

番組では、中国臓器問題に詳しいデービッド・マタス弁護士の話として、臓器収奪の対象となっていた最大のグループは飲酒や喫煙もしない、心身の修練により健康的な体を保持していた法輪功学習者と推定されると伝えた。法輪功は90年代から中国で広がりを見せ、ピーク時には1億人の学習者がいたとされる。

ヒル記者は、最近、新疆ウイグル自治区の収容施設では100万人ものウイグル人が収監されており、法輪功学習者のように、共産党政権による集中管理できる施設で、強制的な臓器移植用の「ドナー」を作っているではないかと報じた。

同じくスタジオに出演した、中国臓器移植問題について詳しい在英ジャーナリスト、イーサン・ガットマン氏は、中国が発表した臓器移植件数と、実際の手術数、ドナー数が合致していないのは明らかで、ドナー以外の臓器の出所元は、拘束されたウイグル人、チベット人、思想犯として囚われた法輪功学習者、地下協会信者などが考えられると述べた。

ガットマン氏は、BBCのヒル記者のラジオ放送番組で「中国が臓器を収奪するのはお金のため?」との問いに、「共産党政権の敵対勢力を消去する目的がある」と答えた。また、こうした倫理問題の疑いがぬぐえない海外渡航移植を断ち切るために、イスラエル、イタリアや台湾のように、各国は規制あるいは禁止などの法整備が必要だと語った。米国の中国問題に関する連邦議会・行政府委員会(CECC)は、10日に発表された中国人権報告書の中で、あらためて無実の人に対する臓器収奪問題に懸念を示した。
音声放送:Who To Believe? DiscoveryChina’s Organ Transplants
https://www.bbc.co.uk/programmes/w3csxyl3

2018年10月13日 12時32分 大紀元
https://www.epochtimes.jp/2018/10/36992.html

昔から言われていたことである。BBCが報じたぞ!日本のマスゴミは報じるのか?
この様な重大なニュースを報じないが故に「ゴミ」と罵られるのだ。
随分前から言われてたよね。
今まで知らんふりしてたのに、なんで急に中国叩きが始まったのか、不思議。
中国の崩壊も近いのかな。
との書き込みが秀逸。
日中記者交換協定からサッサと脱退すべきである、そうすれば産経新聞の様に好きに中国批判ができる。
深刻な人権問題なのに朝日新聞は、なぜ報道しないの?との書き込みに座布団3枚、共産革命成就後は共産貴族(ノーメンクラトゥーラ)にしてもらえるのかな?
朝日新聞は意地でも報道しないだろうが、NHKはBS1でドキュメンタリー放送してたな

との書き込みが秀逸、NHKはどうも一枚岩ではない様だ。
こういうニュースになるとパヨクは静かだねとの書き込みに座布団1枚、所詮その程度の輩が騒いでいるだけ。
本気で人権だのなんだのと言っているわけではないということだよ。
本当に嫌な連中だよな。
との書き込みが秀逸。
日本のメディアは直接的、間接的に中国共産党の
統一戦線工作の影響下だからねえ
言い訳、ガス抜き程度の情報提供はするかもしれんけど
まともな報道は期待できない
との書き込みも秀逸、見事な分析である。一般人の方がマスゴミ人より分析力があるのではないか?
アグネス・チャン出番ではないのか?
因みにユニセフとアグネス・チャンの日本ユニセフとは全く違う組織である。日本ユニセフと国連とは全く関係ない。当vlog2017.11.02に記載。
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1 コメント

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今まで知らんふりだったのに、急に中国叩きが始まった理由(ワケ) (kashin)
2018-10-20 07:55:16
そりゃアメリカが本気で中共を潰す気になったからでしょう。
今まで見逃されていたのは、白でありながら黒ということにされて排撃される、黒でありながら白ということにされて見逃され、保護されるのが政治の世界では日常茶飯だからですよ。そのような世界だから、政治家の需要・必要性・存在価値があるのです。
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