社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

女・子供は・・・・

2008-07-03 11:34:11 | 外交と防衛
 昭和の中ごろまで「女・子供は・・・・」と言う言葉が幅を利かせていました。現在そう言うことを言おうものなら大変なことになります。しかし、政治に無関心な多くの女性が、そして大人になりけれない男性=子供がいます。
 本来、政治や行政の監視をするのが民主主義のコストです。そのためにはニュースを見たり、新聞を読んだりと情報の収集をしなければなりません。税金を払うのは専制君主制でも払います。しかし、このコストを払わず、楽しければよい、政府が悪い、自分が動いても何にもならないといったことを仰るかたが多数います。テレビの視聴率で比べるに、おバカな番組が報道番組より高ポイントであることが良くわかります。そして、民主主義のコストを払わないで「だまされた、政府が悪い」とはよく言ったものです。その政府を選んだのは、この方々です。テレビの人気に後押しされて選んだのです。いえ選挙さえいったことが無い方も多数です。
 このような方々に選挙権を与えるのは、衆愚政治以外のなにものでもありません。多数決が最終決定手段だとすれば、その表決を行う方は理性的で優秀でなければなりません。民主政治は理性的な国民が行うものというのがJS.ミルの自由論でも述べられていますしプラトンもこの衆愚制を危惧しています。
 現在日本の民主主義は(女性の政治参加は)GHQからもたらされたものです。ヨーロッパ諸国とは異なり血で獲得したものではありません。子供は教科書が無料配布なので大切にあつかいません。しかし、教科書が有料となると大切に扱います。神田の古本屋は大学の教科書(新品みたいでこれも問題)であふれています。タダのものは大切にされない傾向があります。
 民主的な権利もそうです。日本人は与えられた権利だからそのありがたみがわかりません。
 解決策は、選挙権を試験制にすることです。それも小学校のレベルの問題でふるいにかけます。合格率が50%を切った場合出題者がペナルティを受ける仕組みです。私が学生時代講義を受けたある教授が、女性誌の文章レベルの市場調査を5年ほどしていたそうです。結果小学4年生の文章で書くと一番売れるそうです。小学6年生の文書で書くと20%ダウンするそうです。義務教育は中学3年まであります。そして高校への進学率98%です。考えさせられる出来事です。
 また制度を定着させるために、履歴書に選挙権の有無を書く欄を設けることです。

コメント
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