道都の初夏を色とりどりの花々で演出する「花フェスタ2015札幌」(北海道新聞社などの実行委主催)が27日、札幌市中央区大通西4~7の大通公園で始まる。開幕を翌日に控えた26日は、関係者らが会場の飾り付けなどの準備に追われた。

 5丁目会場では、特設会場「蘭(らん)パビリオン」へのランの搬入が進められ、道内の愛好家が育てた鉢植え217点が並んだ。26日にはコンテスト「北海道蘭大賞」の審査会が開かれ、グランプリの道知事賞に札幌市東区の山本玲子さん(75)の作品が選ばれた。4丁目会場には、今回初の「ハーブの寄せ植え体験コーナー」がお目見えする。

 7月5日までで、午前10時~午後6時(最終日は午後5時まで)。問い合わせは実行委運営事務局(電)011・782・7160へ。