御書を開けば希望が輝く 池田大作先生の写真と言葉「四季の励まし」 2020年7月12日
【写真の説明】笛吹市にある学会の山梨教学研修センター。その上空に、七色の虹が輝く。1999年(平成11年)9月、池田大作先生がカメラに収めた。
この2年前、池田先生は同センターを初訪問。「立正安国論」を拝しつつ、日蓮大聖人の御精神のままに正義の対話をと呼び掛けた。
7月16日は、大聖人が時の実質的な最高権力者・北条時頼に「立正安国論」を提出された日である。本年で、760年の歴史を刻む。
立正安国論に曰く、「汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を禱らん者か」(御書31ページ)――あなたは、一身の安泰を願うなら、まず世の静穏、平和を祈るべきである、と。御書根本に、社会の安穏を祈り、友の心に希望の虹をかけていこう。
人間が生きるには、
人との協調や気遣い、
また、礼儀やマナー、
支え合い、助け合いが
不可欠である。
その心を育むには、
人間をどう捉えるか
という哲学が必要である。
まさに、
それを教えているのが
仏法なのである。
御書には、
病苦や生活苦、
家族の看病や介護、
愛する人と別れる悲しみ、
親子の葛藤、
仕事・職場の圧迫等々、
千差万別の試練に直面した
門下への励ましが
満ち溢れている。
御書を開けば、
御本仏の
大生命の赫々たる陽光を
浴びることができる。
どんな不幸も、
どんな宿命も
勝ち越えていける勇気が、
智慧が、希望が
限りなく湧いてくるのだ。
御書を拝せば聡明になる。
心が美しくなる。
その一文字一文字は、
日蓮大聖人の
師子吼であられる。
一文でも、一節でもいい。
声に出して拝読し、
生命に
刻みつけていくことだ。
私も青年部時代の
激闘の中で、
日々、御書を開き、
日記などにも
要文を抜き書きした。
御書には、
魂の滋養が満ちている。
教学を学ぶ人は、
「哲学者」である。
哲学とは、よりよく生きる
「智慧」である。
戸田先生は
「仏法で学んだことは、
どしどし口に出して
話しなさい。
そうすれば、
やがて身につくものです」
と語られていた。
教学は、どこまでも、
「実践の教学」であり、
「広宣流布の教学」である。
正義を学び抜き、
生涯不退の原点を
築いていただきたい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます