ネットや週刊誌で物議…桑田佳祐、紫綬褒章パフォーマンス謝罪
サザンオールスターズの桑田佳祐(58)が、昨年11月に受章した紫綬褒章を年越しライブでポケットから取り出すなどのパフォーマンスで物議を醸したことから15日、所属事務所との連名で謝罪コメントを発表した。
感謝の表現方法に十分な配慮が足りず、ジョークを織り込み、紫綬褒章の取り扱いにも不備があったとし、「深く反省すると共に、ここに謹んでお詫び申し上げます」と謝罪した。
サザンが昨年大みそかに横浜アリーナで行った9年ぶりの年越しライブ。生中継でNHK紅白歌合戦にも31年ぶりに出場し、話題を集めたが、その直前の行動が一部で物議を醸したため、
桑田は所属事務所、アミューズとの連名で謝罪コメントを発表した。
問題となったのは、桑田が昨年11月に受章した紫綬褒章について報告した場面だった。
ズボンのポケットから実物の紫綬褒章を取り出し、「まず5000円からいきましょう。欲しい人~?」などと客席に公開オークションをあおるジョークを飛ばした。
ファンと一緒に受章を喜び合う桑田流の表現方法だったが、WOWOWで生中継されていたことから瞬く間にネット上に広がり、バッシングの嵐に。11日にはアミューズの本社前で抗議活動が行われ、騒動となった。
15日発売の女性週刊誌「女性セブン」にも、その様子が報じられた。
桑田は「ファンの方々に多数お集まりいただけるライブの場をお借りして、紫綬褒章をお披露目させていただき、いつも応援して下さっている皆様への感謝の気持ちをお伝えする場面も作らせていただきました」と説明。
「感謝の表現方法に充分な配慮が足りず、ジョークを織り込み、紫綬褒章の取り扱いにも不備があった為、不快な思いをされた方もいらっしゃいました。深く反省すると共に、ここに謹んでお詫び申し上げます」と謝罪した。
横浜アリーナ公演は12月27、28、30、31の計4日開催。アミューズによると、31日以外の公演でも紫綬褒章がお披露目されたが、
その際は箱に入れた状態で係員がステージ上へ運び、桑田の問題の発言もなかった。31日はテレビ中継など時間の都合で、桑田が手に持つ形で披露したという。
“芸風”の一つである社会風刺やユーモアを織り交ぜた演出が結果的に火種となってしまったが、「ライブの内容に関しまして、特定の団体や思想等に賛同、反対、あるいは貶めるなどといった意図は全くございません」と釈明した。
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