毎日が、始めの一歩!

日々の積み重ねが、大事な歴史……

熊本刑務所が避難者受け入れ

2016年04月19日 | 人権

熊本刑務所が避難者受け入れ 初の試み、水や食料は十分

04/18 21:15、04/19 08:39 更新


 熊本刑務所(熊本市中央区)が施設の一部を開放し、地震で被災した近隣住民約150人を受け入れている。法務省によると、刑務所が災害時に住民の避難場所になるのは初めて。
同省幹部は「水や食料が十分にあり、避難者がいる限りケアを続けたい」と話している。 

 法務省によると、熊本県益城町で震度7を観測した翌日の15日夜に職員用の武道場を開放。周辺は住宅が密集し、当初はそこまで多くなかったが、
16日未明の地震後に地域の人が一気に訪れ、一時は約250人が身を寄せた。福岡や山口、広島から職員が応援に入り支援に当たっている。

 刑務所自体は、外塀にひびが入ったり、作業場の蛍光灯が落ちたりしたものの、人的被害や受刑者の混乱はなかった。
刑務所は災害救助法の適用外のため非常食を多く蓄えていたほか、水は井戸水を使っていたため、避難者が食料や水に困ることはなかった。
中には、会員制交流サイト(SNS)の投稿で井戸水がもらえると知って遠くから訪れた人もいた。

 東日本大震災以降、刑務所や少年鑑別所と各地の自治体との間で、災害時に避難所とするための協定を交わす動きが進んでおり、熊本刑務所もその最中だった。

 熊本刑務所は1972年に建てられた。17日現在、491人を収容している。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 白鵬関に涙 | トップ | 今年度、全国51機体制に 公明... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

人権」カテゴリの最新記事