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グアム池田平和文化会館が誕生 

2023年01月22日 | 妙法

グアム池田平和文化会館が誕生 池田先生が祝福のメッセージ2023年1月22日

  • 大歓喜の開館式 原田会長ら訪問団、全米リーダーがグアムの友と
SGIの永遠の源流たる、グアムの創価家族に栄光あれ!――開館式第2部の参加者が、原田会長、谷川主任副会長と共に記念のカメラに(グアム池田平和文化会館で)
SGIの永遠の源流たる、グアムの創価家族に栄光あれ!――開館式第2部の参加者が、原田会長、谷川主任副会長と共に記念のカメラに(グアム池田平和文化会館で)

 【グアム】アメリカSGI(創価学会インタナショナル)のグアム池田平和文化会館の開館式が21日、タムニン市の同会館で晴れやかに行われた。これには原田会長、谷川主任副会長ら訪問団と同SGIの全米リーダーらが、グアムの同志と共に出席。ローデス・A・レオン・ゲレロ準州知事が宣言書、グアム準州議会が決議書を贈り、同会館の誕生を祝福した。池田大作先生はメッセージを寄せ、我らは朗らかな地球民族の大船として、恐れなく世界広布の大航路を開きゆこうと呼びかけた。(記事=田代貞治、写真=吉橋正勝)

グアム池田平和文化会館の開館式。原田会長(左から6人目)、ゲレロ知事(同7人目)が、地元行政、建設関係者、アメリカSGIの代表らとテープカット
グアム池田平和文化会館の開館式。原田会長(左から6人目)、ゲレロ知事(同7人目)が、地元行政、建設関係者、アメリカSGIの代表らとテープカット
ITCビルに程近い公園に立っていた「SGI発足記念碑」を、新会館の前庭に移設。原田会長を中心に除幕式を行った
ITCビルに程近い公園に立っていた「SGI発足記念碑」を、新会館の前庭に移設。原田会長を中心に除幕式を行った

 式典の中で「ビバ! SGI!」との祝福のかけ声が響くと、会場の熱気は最高潮に達した。続いて、池田先生のメッセージの全文を刻んだ銘板が除幕され、ひときわ大きな拍手が湧いた。

 銘板の脇にはタッチパネルがあり、中国語、韓国語、日本語、スペイン語でメッセージを読める。今後も言語が増える予定だ。

開館式に池田先生が贈ったメッセージを刻んだ銘板を見る友。銘板の脇には、多言語に対応したタッチパネルが
開館式に池田先生が贈ったメッセージを刻んだ銘板を見る友。銘板の脇には、多言語に対応したタッチパネルが

 この法城を、あらゆる人々が集える場所に――館内の随所に、深い願いと配慮があふれている。

SGI発足の会議が開かれた国際貿易センタービルに隣接

 会館の隣の敷地には国際貿易センター(ITC)ビルが立つ。1975年1月26日、ここに51カ国・地域の代表158人が集まりSGIが発足。その会長に就いた池田先生は「全世界に妙法という平和の種を蒔いて、その尊い一生を終わってください」と呼びかけた。

 以来48年、仏法を基調とした平和・文化・教育の連帯は192カ国・地域に拡大。世界広布の誓いをとどめる新会館は、SGIの原点の地に誕生した。

第1回世界平和会議でスピーチを行う池田先生。この席上、SGIが発足した(1975年1月26日、グアムの国際貿易センタービルで)
第1回世界平和会議でスピーチを行う池田先生。この席上、SGIが発足した(1975年1月26日、グアムの国際貿易センタービルで)
SGIが発足した国際貿易センタービル(奥の白い建物)に隣接するグアム池田平和文化会館。地区部長のジョン・テッタオタオさんは、開館式の後、「建設が進む様子を見るたびに涙が流れました。待ちに待った新会館が誕生し、夢のようです」と語った©Dong Won Lee/content creator/KLARA M
SGIが発足した国際貿易センタービル(奥の白い建物)に隣接するグアム池田平和文化会館。地区部長のジョン・テッタオタオさんは、開館式の後、「建設が進む様子を見るたびに涙が流れました。待ちに待った新会館が誕生し、夢のようです」と語った©Dong Won Lee/content creator/KLARA M
「全世界に妙法という平和の種を蒔いて、その尊い一生を……」との池田先生の言葉を刻んだ銘板が、会館の入場口の手前に設置された
「全世界に妙法という平和の種を蒔いて、その尊い一生を……」との池田先生の言葉を刻んだ銘板が、会館の入場口の手前に設置された

 グアム池田平和文化会館は、多くの車が行き交う大通りに面している。グアムとサイパンを使命の舞台とする、アメリカ・マリアナ本部の中心拠点だ。

 隣接するITCビルには行政の諸機関が入っており、“ITCの隣”と伝えれば、グアムに住む人々は、すぐに分かるという。

 同本部では昨年秋から対話キャンペーンを進め、開館式までに1181人に励ましの語らいを拡大。大歓喜の中で当日を迎えた。

 前進の原動力は、師への報恩の心だ。

 マサツグ・ナカムラ本部長とキャシー・アレグリア婦人部本部長は「池田先生は、戦争の悲惨な経験を刻んだグアムに光を当て、最も苦しんだ人が最も幸せになれることを教えてくださいました」と。だからこそ「何としても先生の大恩に報いたい」と声をそろえる。

 新しい青年も、力強く立ち上がる。

 男子部のレナード・ジョン・ベントゥーラさんは今月、御本尊を受持した。

 悩みに沈み、人生の道を模索する中、アメリカSGIが発信する音声番組に出あい、信心の体験談を次々に聴いた。「自分もこういう生き方をしたい」。SGIのウェブページを通じてメッセージを送り、マリアナ本部のピーター・パトリック・サラス男子部本部長とつながった。地区の婦人部に励ましを受けつつ、題目を唱える中で人生が変わっていく実感を得た。今回の開館式でも、はつらつと運営役員を務めた。

 どこまでも朗らかなスクラムで前進するグアムの友。2年後のSGI発足50周年へ、“源流の地”から新たな旭日が昇りゆく!

空と海を染め上げる日の出。グアムはアメリカで“最初に一日が始まる地”として知られる(19日、タガチャンビーチで)
空と海を染め上げる日の出。グアムはアメリカで“最初に一日が始まる地”として知られる(19日、タガチャンビーチで)
SGIの平和貢献たたえ ゲレロ知事、準州議会が顕彰

 開館式第1部には、ゲレロ知事をはじめ、政治、教育、文化などグアムの各界から多数の来賓が出席した。

 グアム大学のアニタ・ボルジャ・エンリケズ上級副総長は「この会館には、平和と友情、多様な文化を尊ぶ心が輝いています。この場に参加でき、本当に感動しました」と語っていた。

マリアナ本部の友が集った開館式第2部。1975年の世界平和会議で運営役員を務め、グアムで長年、学会活動をしたロバート・アールベックさんは、カリフォルニアから参加。SGI発足50周年へ、さらに強き信心で進みたいと語った
マリアナ本部の友が集った開館式第2部。1975年の世界平和会議で運営役員を務め、グアムで長年、学会活動をしたロバート・アールベックさんは、カリフォルニアから参加。SGI発足50周年へ、さらに強き信心で進みたいと語った

 続く開館式第2部には、マリアナ本部のメンバーらが参加した。その中には、カリフォルニアやフロリダなどから訪れた、グアムに縁のある懐かしい同志の姿も。待ちに待った新会館の誕生を、皆でハグを交わし、心ゆくまで語り、互いに喜び合った。

吹き抜けのエントランスホールで、グアムの伝統のダンスが披露され、最後に「ビバ! SGI!」のかけ声が。参加者が大拍手で応える
吹き抜けのエントランスホールで、グアムの伝統のダンスが披露され、最後に「ビバ! SGI!」のかけ声が。参加者が大拍手で応える

 アレグリア婦人部本部長のあいさつの後、谷川主任副会長は、SGIの源流の地に集い合えた喜びを胸に、SGI発足50周年、学会創立100周年へ、今日から新たな決意で出発しようと訴えた。

 原田会長は、戦争の歴史を刻むグアムを平和の発信地にすべく、この地でSGIを発足した池田先生の深い思いに言及。発足以来48年にわたる先生の不惜身命の闘争で、絢爛たる世界広布の時代が開かれたと語った。さらに、広宣流布の勝利の鍵は異体同心の団結にあると強調。どこよりも仲良く、グアムから人類に希望を送りゆく前進をと呼びかけた。

 なお、グアム池田平和文化会館の開館式に合わせ、グアム準州議会は、来る26日のSGI発足の日と、池田先生ご夫妻の世界平和への貢献をたたえる「決議書」を授与した。

 また、ゲレロ知事は、池田先生がグアムから平和建設に出発した歴史とともに、「地域社会に貢献し、人類共通の課題に向かって自らの可能性の実現へと努力する」SGIメンバーをたたえ、「宣言書」を贈った。

「創価三代会長の木」(上)、「池田大作SGI会長の木」と命名されたホンコン・オーキッドツリーが、会館の前庭に植えられている
「創価三代会長の木」(上)、「池田大作SGI会長の木」と命名されたホンコン・オーキッドツリーが、会館の前庭に植えられている
アメリカ代表者会議も原田会長と
開館式当日、アメリカSGIの代表者会議が行われ、原田会長、谷川主任副会長が励ました。その参加者が記念撮影を(グアム池田平和文化会館で)
開館式当日、アメリカSGIの代表者会議が行われ、原田会長、谷川主任副会長が励ました。その参加者が記念撮影を(グアム池田平和文化会館で)
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