高槻アレックスシネマにて、試写会鑑賞。7月12日
細田作品となるといやがおうでも期待しちゃいますね。
実際むっちゃ満足でした☆・・・と、先に書いときます
19歳でオオカミ男と恋に落ち、子供を授かるも彼は急死。
生まれたこどもがオオカミと人間のハーフであるがゆえに
出生の秘密を隠して暮らすべく人里離れた山奥で母子3人での生活が始まる。
特に幼児期はめっちゃかわいい。
オオカミであることをこっちにおいても
あ~子育てってこんなだったよな~大変だったよな~って
もうケラケラ笑いながら見てました。
幼児の頃の雨のパワフルさが半端ない。
トトロのメイちゃんをさらにパワーアップした感じ(#^.^#)
でも陽気で可愛いから他人事としてはもう見てて楽しくってしょうがない。
・・・育てるのは大変でしょうけどね~(笑)
ギャグかとおもったのはまだ都会に住んでた頃に雨が倒れて病院病院って
小児科と動物病院の前でどっち行けばええねんてはながオロオロしてるシーン。
・・・いやそうじゃなくって。(笑)
はな、微妙に天然なとこがあります。ははははは・・・。
お母さん頼りないとか不思議ちゃんだとかレビューでちらっとみかけましたけど
どんなときも笑ってるってのはそんなに簡単にできることやないんですよ。
実際まだ雪が生まれたばかりでシングルマザーになってしまって、
普通の育児でも大変なのに、まだ21,2で一人でどうしたらええねんのはずなのに
ホントにのびのび育ててました。あれはすごい。
雨が小学校行くまで貯金で時給自足の田舎暮らしも(いやそこはつっこまんでも・・・)
最初からすごいオカンなんているわけなくて
お母さんも子供を育てることによってどんどん母になってくんですよ。
もちろんお腹が大きくなるにつれてある意味気持ちの準備というか覚悟というか
体型といっしょに内面もかわってくんですけどね。
だから一緒に遊んで一緒に悩んで母は母たるものになっていく。
・・・いっけん、線のほそいはなですけど、
そうやって立派に子供たちを育てていく12,3年の時間の流れが1本の映画の中で描かれていきます。
ただ、当然普通の子供ではないので、
オオカミとして生きるのか、人間として生きていくのかの選択に迫られる時がやってきます。
もちろん、正体がバレてしまう事件も。
母親にしたら子供はいくつになっても子供ですが、
この二人の自立は早い。マジ早い。
それでも笑って「自分らしく生きていけ」と背中を押せるだろうかって
だからクライマックスは思いがあふれてやっぱうるうるしましたね。
楽しいことばかりじゃない、でもいっしょに悩んで乗り越えてきた分だけ
離れていても気持ちは繋がってる、そんな当たり前のことを
思い出させてくれる映画でもありました。
PS:
ありふれた「何年後」という文字ではなくてさりげなく年月の流れを
映像でうまくみせてたのもGood。
アニメとCGのつなぎも自然で映像がとても美しい。んでスピード感があるんで
子供の諍いも駆け回る姿もイキイキと描かれてます。
ベタホメですが、行って損はないよ~~(#^.^#)
細田作品となるといやがおうでも期待しちゃいますね。
実際むっちゃ満足でした☆・・・と、先に書いときます
19歳でオオカミ男と恋に落ち、子供を授かるも彼は急死。
生まれたこどもがオオカミと人間のハーフであるがゆえに
出生の秘密を隠して暮らすべく人里離れた山奥で母子3人での生活が始まる。
特に幼児期はめっちゃかわいい。
オオカミであることをこっちにおいても
あ~子育てってこんなだったよな~大変だったよな~って
もうケラケラ笑いながら見てました。
幼児の頃の雨のパワフルさが半端ない。
トトロのメイちゃんをさらにパワーアップした感じ(#^.^#)
でも陽気で可愛いから他人事としてはもう見てて楽しくってしょうがない。
・・・育てるのは大変でしょうけどね~(笑)
ギャグかとおもったのはまだ都会に住んでた頃に雨が倒れて病院病院って
小児科と動物病院の前でどっち行けばええねんてはながオロオロしてるシーン。
・・・いやそうじゃなくって。(笑)
はな、微妙に天然なとこがあります。ははははは・・・。
お母さん頼りないとか不思議ちゃんだとかレビューでちらっとみかけましたけど
どんなときも笑ってるってのはそんなに簡単にできることやないんですよ。
実際まだ雪が生まれたばかりでシングルマザーになってしまって、
普通の育児でも大変なのに、まだ21,2で一人でどうしたらええねんのはずなのに
ホントにのびのび育ててました。あれはすごい。
雨が小学校行くまで貯金で時給自足の田舎暮らしも(いやそこはつっこまんでも・・・)
最初からすごいオカンなんているわけなくて
お母さんも子供を育てることによってどんどん母になってくんですよ。
もちろんお腹が大きくなるにつれてある意味気持ちの準備というか覚悟というか
体型といっしょに内面もかわってくんですけどね。
だから一緒に遊んで一緒に悩んで母は母たるものになっていく。
・・・いっけん、線のほそいはなですけど、
そうやって立派に子供たちを育てていく12,3年の時間の流れが1本の映画の中で描かれていきます。
ただ、当然普通の子供ではないので、
オオカミとして生きるのか、人間として生きていくのかの選択に迫られる時がやってきます。
もちろん、正体がバレてしまう事件も。
母親にしたら子供はいくつになっても子供ですが、
この二人の自立は早い。マジ早い。
それでも笑って「自分らしく生きていけ」と背中を押せるだろうかって
だからクライマックスは思いがあふれてやっぱうるうるしましたね。
楽しいことばかりじゃない、でもいっしょに悩んで乗り越えてきた分だけ
離れていても気持ちは繋がってる、そんな当たり前のことを
思い出させてくれる映画でもありました。
PS:
ありふれた「何年後」という文字ではなくてさりげなく年月の流れを
映像でうまくみせてたのもGood。
アニメとCGのつなぎも自然で映像がとても美しい。んでスピード感があるんで
子供の諍いも駆け回る姿もイキイキと描かれてます。
ベタホメですが、行って損はないよ~~(#^.^#)
あの「別れ」のシーンなんて、
もう立派なお母さん。
でも、それが特別じゃなく
普通のお母さんに目えるところが
この映画が普遍性を獲得しているところだと思います。
「特別じゃない」ことを描いたという意味でも
アニメとしては画期的な気がします。
細田作品って”特別なヒーローじゃなくて
ごく普通の人間がちょっと特殊な環境に置かれて
その中で頑張っちゃう姿を描く”って何かのコメントで読んだんですが
そう言われてみれば、時かけもサマーウォーズもこれもそうですね。(#^.^#)
子供は子供で早く大人になりたいと思ってるし
子供には子供の悩みがある。
そして、親が思うよりずっとしっかりしてて
自分の世界を持ってる。
・・・そのへんを私ら母親はわかんないと
いけないんだろうなとも思いました。
確かにお母さんが泣ける映画でしょうね。
入り込み度半端なかったです。(笑)
あれだけオテンバだった雨がああいうふうになって
あれだけおとなしかった雪がああいうふうに変わっていく。
わからんもんですね。
台風の日のクライマックスはマジ泣けます。
二人ともしっかりしててかっこいいです・・・
その母親の姿を娘が語るというのもいい演出でしたね。
私など冒頭の都会のシークエンスからわけもなく泣けて。
細田監督に子供がいないという事実が一番驚きましたよ。
恐るべき想像力。
記事を読ませて頂きました。
わたしは一人でこの映画を観たのですが、
実家の母と、もう一度観に行きたいですね。
雨くんの幼少期はわたしの小さい頃にそっくりで、
甘えんぼですぐ母にくっついていた自分を思い出して、おかしかったです。
そこからの雨くんの見送りのシーンはほんと切ないですよね。
お姉ちゃんの雪ちゃんもほんとやんちゃでかわいくて。個人的に夜の教室でのそうへいくんとのシーンは号泣でした。
そうへいくん良い男ですね。
単に人の半生を描いただけでない、実のつまったお話だと思います。
おおかみという時点で普通とはかけ離れてるのでしょうけど、母の偉大さを実感しました。
実際自分が22,3位の時のことを考えたら
こういう状況にほうりこまれたら
ここまでできるかなと。
いや、オオカミであろうとなかろうと。
・・・でも、お母さんになるってことは
誰かを思いっきり愛するってことは
それを可能にするんでしょうね。
ついつい、現実に置き換えてみてしまいました。
周りにそろそろ家庭を持った人が増えた、
んで、それを題材に映画を作りたいと思った。
今までこんなに長い時間の流れを1本の映画に
したこともなかったはずで、
テーマといい、この”2時間で「北の国から」”(笑)的な
つくりといい、
細田監督の挑戦はみごとに当たりましたね。☆
お返事おそくなってどうも
子供たちが、どう生きていくのかを
あの年齢で決められること自体もすごいですが、
特殊な環境のなかで
子供たちを守るお母さんの強さと大きさは
ホントに感動ものでした。
でも、そのお母さんをつくったものは
実は子供たちだったりなんかして
育児ってやっぱ育母なんですね。
最初から強くたくましいお母さんなんていない。
覚悟や愛はあっても、
きっと迷って悩んで苦しんで。
・・・でもきっとそれだけじゃなく
そのことを楽しんでもいたと思います。
ええ話でした。ぜひ、お母様ともご覧ください。
きっと伝わるものがあるはずです。