

さて、わっくわくのTCXですよ☆

でかっ!
たしかに随分スピーカーがいっぱいついてますな~。
・・ただね~。こんなんいうたら身も蓋もないんだけど、
これを100%活かすのはたぶん次にここで上映される
「アメイジング・スパイダーマン2」だろうな~(わわわわわ)
映画が上映される前にTCXの映像美とDOLBY ATOMOSがどんなんかってのを
ちょこっとだけ流すんだけども
あ~たしかにって実感できたものが
映画始まっちゃうと・・ん?そんなに違うかな~と(わわわわわ)
いつもは前から5番目くらいのけっこう前の方で見てるんだけど
今回は後ろから2番目のど真ん中でみておりました。
スクリーンでかいから目が悪くてもノープロブレム
いや、眼鏡onメガネは相変わらず重たいが。(^_^;)
本編始まってすぐ男声で氷を切り出しながら歌うシーンがでてくるんだけど
たしかに重低音がボンボン響いてたかな。
今回みたいなミュージカルをいい音響設備できけるのはええこと。
ただ縦横無尽に音が流れるのを体感するためには
それこそ「スターウォーズ」みたいな映画じゃないとあかんかもな~。(^_^;)
さて、本編。
雪だるまオラフの歌がすげーオペラ歌手みたいな盛り上がり方で
結構迫力(^_^;)
ワイドスクリーンでドドーンと出現する氷の城は圧巻だし
やっぱエルサのLetitgoは最高!!!
伸びやかでとっても強い意思をもった声でかっこよかったです☆
生まれつき持っていた雪と氷の魔法で、エルサはアナを楽しませていた。
ところがある日その魔法でアナを傷つけたことでエルサは引きこもり
楽しい記憶こそ残っているものの姉の魔法とその事故の記憶を消されたアナは
姉がなぜ自分をさけているのかわからないまま逢えない日々を何年も過ごすこととなる。
さらに父と母ののった船が嵐の海に沈んでしまう。

やがて姉は二十歳になり戴冠式の日をむかえる。
懸命に隠してきた魔法が皆の知るところとなり、エルサは逃げ出してしまう。
夏だというのに雪と氷に覆われた国を救い、姉を連れて帰ってくることはできるのか
姉を説得して世界を元に戻す役目はアナに託されることとなる・・・
ハンスや貿易相手国のじーちゃんみたいなキャラこそいるものの基本悪い人がいない。
エルサとアナの、全く違うようで同じな「孤独」と
お互いを思いやりながらそれをうまく伝えられないもどかしさを見てるこっちも味わいながら鑑賞。
誰にも気兼ねなく力を解放して
やっと自由になれた、わたしはわたしになれたと歌うあの喜びは
戴冠式の日にはしゃぎまくってたアナとなんら変わらないのな。
同じひとりぼっちでも精神的な足かせがとれただけであれだけ嬉しいとなると
今までどんだけ我慢してきたのかってようわかりますよね。
ゆえにもう「制御しなくなって」さらに「制御できなくなってしまった」力は
国全体を雪と氷の国に変えてしまってなお人を凍えさせていく。
”王子様”のキスで魔法がとけるなら今までのディズニーなんだけども
その鉄板を提示しておきながらひっぱってひっぱってウソピョ~ンってひねってきます。
そのくせ「真実の愛」とはなんぞやってのを随分こだわるのね~(まだいう)
でも、子供の時代にこれみれることってとっても幸せなことだとおもうのな。
もちろん大人がみても十分楽しめるファンタジーなので
時にはアナの気持ちでオラオラで助けに行く気持ちにのっかり
ときにはエルサの気持ちで誰にも助けてもらえない悩みをいっしょに味わいながらよりそい
1時間45分はあっという間でした。
・・・一人の少女の光と影が姉妹ふたりの人格にわかれてしまったようなもんで
どっちの気持ちも女の子ってもってるんちゃいますか?
お互いがお互いのことを自分のことよりも大切に思うという気持ちが
奇跡を起こすんだってこと。
そのへんのことが見てる子供達にもわかりやすく伝わる映画だったかと思います。
PS:TCX3Dの恩恵があんましなかったような言い方をしてしまいましたが
それは逆に言えば、日本語版2Dの出来がそれだけよかったということで。(^_^;)
あ、本編の前に「ミッキーのミニー救出大作戦」ってのが上映されるんですが
実はTCX3DとDOLBY ATMOSのありがたみを一番感じたのはこのショートムービーでした。
さすがにこれは2Dでみたときよりワイドスクリーンの3D効果めいっぱいつかってたのが
はっきり分かりました(おいおい・・・)

エルサがあの歌のあと投げ捨てたティアラの行方が
エンドロール後に出ます・・・って、それつけて
うれしいのか、あいつは。(^_^;)
>誰にも気兼ねなく力を解放して
>やっと自由になれた、わたしはわたしになれたと歌うあの喜び
エルサの歌声が伸びやかで力強い分、
彼女の痛みと悲しみと苦悩の大きさが伝わってきてもう可哀相で・・・。
そしてビジュアルでは氷の城が作られていく。
あのシーンが私のテンションがピークだったという・・・^^;
やっぱりディズニー!というファンタジーに納得しながらも、
エルサの「Let it go」が・・・とスパイラル状態。
そうそう、エンドロールの後にアレが登場したのはビックリ。
ティアラとの組み合わせに笑っちゃいました。
うん、実際あのシーンが
クライマックスよかよっぽど盛り上がってるんだよね~。
もうあのシーンだけリフレインしてもよいというくらいに。
(わわわわわ)
姉妹愛とかぶっとんでしまって
一人の女性のかくも悲しき運命ってのに
どっぷりハマってしまったのでありました。(^_^;)
エンドのあれね。(爆)
似合わね~とおもいながらめっちゃ可愛いかったんですけど。(^_^;)
あの子も山でひとりぼっちじゃなくて
オラフみたいに楽しめたらいいのにね~・・・
放置プレイはさみしいね~。