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「ブラックマンデー」再来懸念-英ファンド、資産の3分の2を現金に 2024年4月15日 12:45 JST

2024-04-15 19:03:24 | 日記

「ブラックマンデー」再来懸念-英ファンド、資産の3分の2を現金に

Greg Ritchie、Michael Mackenzie 2024年4月15日 12:45 JST                                                        
  •  ラッファー、過去30年の平均現金比率は約5%            
  •  米国の流動性縮小が市場の急激な反転リスクを高める-スミス氏            
            
                                                
英国を本拠とする220億ポンド(約4兆2000億円)規模の資産運用会社ラッファーは、米国の流動性縮小が市場の急激な反転のリスクを高めるとの見方から、現金への資金配分を過去最大としている。

  ファンドマネジャーのマット・スミス氏によれば、同社資金の3分の2は現在、現金同等資産で運用されており、これは過去最高の比率だという。運用益はクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)や米国株オプションといった形で、資産価格の暴落で利益の出る投資に充てられている。

  「米連邦準備制度に絡む流動性の影響が出てくる3カ月以内かもしれない。この巨大なボラティリティー売りのエコシステム(生態系)は、反射的に反対方向に向かう可能性がある」とスミス氏は話す。

  
  ラッファーの一任運用は、単に業界のベンチマークに投資するのではなく、一つか二つの集中的な取引に資金を集めることができることを意味する。
            
  その中で、2020年にビットコインに賭けたのは成功だったが、23年は世界の株式と債券が共に値上がりしたため、同社の「トータル・リターン・ファンド」は6%余りの損失を被った。

  米国の利下げに対する過度な楽観論は、市場を完璧に近い状態に置き、米連邦準備制度が債券買い入れプログラムの縮小を続ける中、1987年の「ブラックマンデー」のような流動性リスクをあおっているとスミス氏は言う。

慎重さ必要

  予想より高いインフレ率が最近発表され、米国の緩和見通しと市場の楽観が後退しているが、ラッファーの姿勢は依然として市場で最も弱気な部類だ。
  ブラックマンデーとは1987年10月19日に起きた突然の大暴落のことで、S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均は1日の下落率として史上最悪となった。
            
  この暴落の原因については議論があるが、暴落に至るまではリスク資産の強気相場が続いていた。
  スミス氏は、2008年の世界金融危機の最中にラッファーがプラス16%のリターンを上げるのに役立ったような慎重さが今こそ必要だとみている。
  「われわれには二つの投資目的がある。一つは資本の保全、もう一つは現金よりも優れたリターンを提供することだが、それは二次的な目的だ」と同氏は主張している。
  確かに、これはタイミングの問題だ。市場が活況を呈し続ければ続けるほど、ラッファーは利益を逃す可能性がある。同社の典型的なポートフォリオは、設立以来年平均プラス8.1%のリターンを上げているが、30年の歴史の中での平均現金比率は約5%だ。
原題:Risk of 1987-Style Meltdown Sparks Ruffer’s Record Cash Bet (1)(抜粋)
 
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2月の機械受注、7.7%増 2カ月ぶりプラス (共同通信) 2024/04/15 09:05

2024-04-15 16:15:52 | 日記
2月の機械受注、7.7%増 2カ月ぶりプラス
(共同通信) 2024/04/15 09:05

内閣府が15日発表した2月の機械受注統計(季節調整値)は、民間設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」の受注額が前月比7.7%増の8868億円となり、2カ月ぶりにプラスとなった。基調判断は「足元は弱含んでいる」で据え置いた。

 船舶・電力や官公庁などを含む受注総額は2.1%増の2兆8034億円だった。



東証大引け 日経平均は反落 中東リスク警戒で一時700円安も下げ渋り 国内株概況2024年4月15日 15:29

2024-04-15 15:48:12 | 日記
東証大引け 日経平均は反落 中東リスク警戒で一時700円安も下げ渋り
国内株概況2024年4月15日 15:29

15日の東京株式市場で日経平均株価は反落した。終値は前週末比290円75銭(0.74%)安の3万9232円80銭と、きょうの高値で終えた。前週末12日の米株安や中東情勢の緊迫化に伴い、運用リスクを避ける売りが出た。海外短期筋とみられる株価指数先物への売りを受け、日経平均の下げ幅は700円を超える場面があった。 

前週末の米株式市場でダウ工業株30種平均などの主要株価指数は下落した。米半導体株が大幅に下落した流れを引き継ぎ、東京市場でも東エレクやアドテストなどに売りが出た。中東を巡る地政学リスクの悪化を受けて、原油価格の高止まりに伴うインフレの長期化および米利下げ開始時期の遅れが意識されたことも株式相場の重荷となった。

売り一巡後は下げ幅を縮小した。主要7カ国(G7)の首脳らはイランからの攻撃を受けたイスラエルに自制を呼びかけている。イスラエルは攻撃の大半を迎撃したほか、イランもこれ以上の攻撃を継続しない意向を示しており、市場では「いったん事態の深刻化に歯止めがかかるとの期待もあり、下値で押し目買いが入った」(国内運用会社)との見方があった。日本時間15日の米株価指数先物がプラス圏で推移し、同日の米株式相場が持ち直すとの観測も投資家に一定の安心感を与えた。

東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反落した。終値は6.44ポイント(0.23%)安の2753.20だった。JPXプライム150指数は反落し、4.77ポイント(0.40%)安の1186.25で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆9857億円と、3営業日ぶりに4兆円を下回った。売買高は16億886万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は910。値上がりは690、横ばいは52だった。
高島屋やアステラス、荏原が下げた。一方、東電HDや関西電、郵船は上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

アステラス製薬、株価が年初来安値 前期純利益97%減に 注目株概況2024年4月15日 11:14

2024-04-15 14:57:23 | 日記
アステラス製薬、株価が年初来安値 前期純利益97%減に
注目株概況2024年4月15日 11:14

(9時50分、プライム、コード4503)アステラスが続落している。前週末比70円50銭(4.48%)安の1500円50銭まで下落し、年初来安値を更新した。前週末12日の取引終了後、2024年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前の期比97%減の30億円になったと発表した。従来予想から550億円下方修正した。

日経平均一時700円安 中東緊迫が促すリスクオフ 河井優香 スクランブル・フラッシュ 2024年4月15日 11:59

2024-04-15 14:56:33 | 日記
日経平均一時700円安 中東緊迫が促すリスクオフ
河井優香
スクランブル・フラッシュ
2024年4月15日 11:59

15日午前の東京株式市場で日経平均株価は急反落して始まり、下落幅は一時700円を超えた。背景にあるのが、中東情勢の一段の緊迫化だ。イランとイスラエルの対立が激化すれば原油価格の急騰につながりかねないだけに、運用リスクを落とす動きが株価を押し下げている。投資マネーは外部環境の影響を受けにくい内需関連銘柄に退避している。
午前終値は409円安の3万9114円だった。