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米国株、ダウ反発し153ドル高 ハイテクに買い ナスダックも反発 米国・欧州株概況 2024年4月27日 6:03

2024-04-27 21:20:32 | 日記
米国株、ダウ反発し153ドル高 ハイテクに買い ナスダックも反発
米国・欧州株概況
2024年4月27日 6:03

【NQNニューヨーク=稲場三奈】26日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発し、前日比153ドル86セント(0.40%)高の3万8239ドル66セントで終えた。前日夕に発表した四半期決算が市場予想を上回ったマイクロソフトとアルファベットに買いが入り、投資家心理の支えとなった。

 マイクロソフトが1.8%高で終えた。25日夕に発表した2024年1〜3月期決算はクラウドや人工知能(AI)関連事業が好調で増収増益だった。アナリストから目標株価の引き上げも相次ぎ、好業績を評価した買いが集まった。一時は上昇率が3%超となり、ダウ平均を押し上げた。

ダウ平均の構成銘柄ではないが、アルファベットが10.2%高と大幅に上昇し、時価総額は終値で初めて2兆ドルを超えた。前日夕の決算発表に併せて初の配当を実施する方針を示し、好感された。ダウ平均ではアマゾン・ドット・コムやセールスフォースといった他のハイテク株にも買いが波及した。米長期金利が前日終値(4.70%)より低い水準で推移したのも、株式の相対的な割高感が薄れたとみた買いを誘った。

26日発表の3月の米個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比で2.7%の上昇だった。ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(2.6%)を上回った。米連邦準備理事会(FRB)の利下げが後にずれるとの懸念は相場の重荷となった。ただ、前日発表の1〜3月期の米実質国内総生産(GDP)速報値がインフレ圧力を示したことから、「強い内容になることは想定されていた」(CIBCキャピタル・マーケッツのアリ・ジャフェリー氏)との声も聞かれ、売りは限定的だった。

その他の個別では、ゴールドマン・サックスやキャタピラー、ホーム・デポが買われた。一方、IBMやマクドナルドは売られた。決算が低調だったインテルは9%安で終えた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発した。前日比316.140ポイント(2.02%)高の1万5927.900で終えた。上昇率は2月下旬以来、およそ2カ月ぶりの大きさとなった。エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)といった半導体株の上昇が目立った。

ボーイング格付け見通しにさらなる暗雲、フィッチもネガティブに変更 2024年4月27日 17:11 JST

2024-04-27 21:20:32 | 日記

ボーイング格付け見通しにさらなる暗雲、フィッチもネガティブに変更
Josyana Joshua
2024年4月27日 17:11 JST

主要格付け3社、そろってジャンク級の一歩手前
1-3月の現金燃焼は約6200億円、4-6月も相当額の使用を予測

フィッチ・レーティングスが米航空機メーカー、ボーイングの信用格付け見通しを引き下げた。同社のバランスシートに厳しい目が向けられる中、大手格付け会社3社からそろって悲観的な見方が示される形となった。

  26日付の発表資料によると、フィッチは現在の長期発行体デフォルト格付け「BBBー」の見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更。前日にはS&Pグローバル・レーティングが同様に見通しを引き下げている。ムーディーズ・レーティングスは24日のボーイング決算発表後に、ジャンク(投資不適格)級よりわずか1段階上の水準まで格下げした。

  フィッチは、今回の格付け見通し変更について、生産の正常化や季節要因に伴うキャッシュフロー変動への対応、債務返済などを理由に、今後1、2年のボーイングにおける「執行リスクが高まっている」ことを反映していると説明。また、2025年初めに想定されるキャッシュフローに関するリスクへの予防策として、新規の社債発行に踏み切る可能性も考慮したという。

  ボーイングは24日、1-3月(第1四半期)の現金燃焼が39億3000万ドル(約6200億円)だったと発表した。1月に発生した事故を受けた737MAX型機の生産減速が背景。4-6月も「相当な」現金の使用を予測している。

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ヘッジファンドが原油先物の買い越し縮小、供給不安の緩和を反映 2024年4月27日 17:45 JST

2024-04-27 21:09:23 | 日記

ヘッジファンドが原油先物の買い越し縮小、供給不安の緩和を反映
Jordan Fitzgerald
2024年4月27日 17:45 JST

ヘッジファンドは23日までの週に原油先物の買い越しを縮小した。中東情勢が比較的穏やかだったことで供給に対する懸念が和らぎ、相場の上値が限定的だったことなどが背景にある。

  ICEフューチャーズ・ヨーロッパと米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、マネーマネジャーによるブレントとウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)のネットロング(買い越し)は23日終了週に6万3403枚減少し45万9273枚と、6週間ぶりの低水準となった。

  同週にはイスラエルによるイランへの攻撃があったものの、攻撃の影響に関するイランのメディア報道が控えめだったことから、原油相場に対する地政学的なリスクプレミアムは縮小した。

Combined WTI, Brent Net-Long Bets Fall to Six-Week Lows



原題:Hedge Funds Trim Bets on Oil as US Economic Data Restrain Prices(抜粋)

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ウォール街のプロも惑わす相場の急展開、謙虚さ必要との教訓に 2024年4月27日 15:31 JST 更新日時 2024年4月27日 17:48 JST

2024-04-27 20:21:22 | 日記

ウォール街のプロも惑わす相場の急展開、謙虚さ必要との教訓に
Denitsa Tsekova、Isabelle Lee
2024年4月27日 15:31 JST 更新日時 2024年4月27日 17:48 JST

米マクロ指標は強弱まちまち、ソフトランディングへの疑念が再燃
テクノロジー株の懐疑派、ナスダック大幅高の波を逃す


A trader works on the floor of the New York Stock Exchange. Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米経済指標がインフレ率の上昇と成長の鈍化を示し、米2年債利回りが5%に向けて上昇する局面で、市場の楽観ムードが消えつつあると感じたビル・グロース氏は、いわゆる「マグニフィセント・セブン」と呼ばれる大手テクノロジー企業のような株式銘柄を卒業する時が来たと指摘した。

  「当面はバリュー株を保持し続けテクノロジー株は避ける」。これは、25日に米債券大手パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の共同創業者であるグロース氏がX(旧ツイッター)に投稿した助言だ。

  そのわずか1日後、構成銘柄にハイテク株が多いナスダック総合指数は2月以来の大幅高となった。マイクロソフトとグーグルの親会社アルファベットが発表した決算内容で、人工知能(AI)関連の業績押し上げ効果がまだ健在であることが示されたためだ。

  まさに米経済のソフトランディング(軟着陸)について実現可能性を巡る新たな疑問が浮上する中で、短期的な市場動向を把握しようとする全ての投資家が正念場を迎えている。モメンタムトレードの上場投資信託(ETF)の一つは今週、3.5%上昇したが、前週の下落率は5.6%に達していた。

  マクロ指標が発するシグナルは強弱混在の状況が続く。25日に発表された1-3月(第1四半期)の米実質国内総生産(GDP)速報値は成長率が予想以上に鈍化した一方、個人消費や投資関連の指標は堅調を維持。翌日発表の個人消費支出(PCE)は強い数字となり、景気強気派が歓迎した一方で、インフレ抑制を目指すタカ派は眉をひそめた。

  それでも、マネーマネジャーらは、数年後の利益計上を約束する企業の割高な株式を買い続け、S&P500種株価指数は週間で2.5%余り上昇した。

  グロース氏は26日、ブルームバーグに宛てた電子メールで、「以前はハイテクとグロース銘柄が利回り上昇の影響を受けていた」とした上で、「しかし、今は違う」との見解を示した。

Momentum Regains Traction | ETF tuned to momentum factor jumped after down weeks



  株式と米国債の振れ幅が拡大する中、債券王と呼ばれたグロース氏の慎重姿勢を共有するマネーマネジャーたちは、ETFを通じた値がさ株のヘッジに動いた。こうした状況を示す一例として、メタ・プラットフォームズとIBMは、25日だけで時価総額が計1500億ドル(約23兆7500億円)減少した。

  しかし、米金融当局による年央の金融政策転換に対するトレーダーの織り込みが後退し、利回りに上昇圧力がかかる状況下でも、リスク資産市場は極めて安定している。そして、足元の市場動向と強弱まちまちの経済指標は、ウォール街の多くの関係者に謙虚になることの大切さを教えている。1-3月のGDP統計は、成長率が前期比年率1.6%、PCEコア価格指数が3.7%上昇と、いずれもブルームバーグ調査の全ての予測から外れる結果となり、ひときわ教訓になった。

  インディペンデント・アドバイザー・アライアンス(IAA)のクリス・ザッカレリ最高投資責任者(CIO)は、「ここのところ予想を上回るインフレ指標が相次いでいることで、ほとんどの人が投資モデルを狂わされている。市場の変曲点を見極めることは、常に困難だ」と指摘。「謙虚な姿勢を保ち、物事がどっちに転ぶか分からないということを認めるのは難しい」ため、分散投資とテールリスクヘッジ組み入れの重要性を議論することが必要だと話す。

  ナスダック100指数は、前週に約5.4%下落した後、今週は約4%上昇。バンク・オブ・アメリカ(BofA)がEPFRグローバルのデータを引用して説明したところによると、株式やジャンク(投資不適格級)債から手を引いていた投資家が戻ってきたという。

  今週は、米国債利回りが数カ月ぶりの高水準で推移した以外は、どの市場でも「回復力」がテーマになった。アポロ・グローバル・マネジメントのチーフエコノミスト、トーステン・スロック氏によると、好調な企業業績と金融緩和への賭けがくすぶる中で、投資適格級債とジャンク債は共に、企業の負債返済能力を示すインタレスト・カバレッジ・レシオが改善しているという。

Value Stocks Tumble Again | Cheaper companies are back to underperforming growth counterparts



  バークレイズ・ウェルス・マネジメントの英国マルチアセット・ウェルス責任者ウィリアム・ホッブス氏にとって、これは押し目買いとポートフォリオ全体をリスクテーク方向に傾ける好機となった。投資家のセンチメントとポジショニングに関する同社独自の評価では赤信号がともる状況に近づいていないと指摘した。

  アルファベットとテスラの株価は週間ベースでそれぞれ12%、14%上昇。メタとIBMの株価下落を相殺して余りあるほどだった。ナスダック100(NDX)の予想される変動率を表す指標、シカゴ・オプション取引所NDXボラティリティー指数は、先週に10月以来の高水準に急騰した後、20前後で推移している。

  ブルームバーグ・インテリジェンスによると、市場のコンセンサス予想では、2024年末までにハイテクセクターの売上純利益率は史上最高水準に達すると見込まれている。評価額や期待キャッシュフローが金利変動の影響を受けやすいにもかかわらず、リスク資産が国債利回り上昇の脅威をものともしない勢いを見せている理由の一つになっており、今週の相場でバリュー株がグロース株に大差をつけられた背景にある。

  ただ、来週には、ウォール街の強気ムードと根強いインフレ圧力を背景に米連邦公開市場委員会(FOMC)会合が開かれ、引き続き注意が必要となりそうだ。

  PIMCOのエコノミスト、ティファニー・ワイルディング氏は、最近の米金融当局者のコメントに基づくと、当局は現行の政策金利をより長く維持する見込みのようだと指摘。「つまりピボット(金融政策転換)パーティーは終わったということだ」と話した。同氏が言及した 「ピボットパーティー 」とは、米金融緩和サイクルが近いとの見通しによって正当化された株価と債券価格の上昇と定義される。

「ピボット」パーティーは終わった-ピムコのワイルディング氏

原題:Wall Street Humbled as Fast-Reversing Markets Confound the Pros(抜粋)
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三菱商事、ケンタッキーフライドチキン運営会社の全株を米投資ファンドに売却へ 2024/04/26 23:30読売新聞

2024-04-27 06:12:01 | 日記
三菱商事、ケンタッキーフライドチキン運営会社の全株を米投資ファンドに売却へ
2024/04/26 23:30読売新聞



 三菱商事が、ケンタッキー・フライド・チキンを運営する日本KFCホールディングスの保有株式約35%を米投資ファンドのカーライル・グループにすべて売却する方針を固めたことが26日、わかった。5月中の正式契約を目指す。

 三菱商事は資産の見直しを進めており、筆頭株主となっている日本KFCの売却を決めていた。入札には、カーライルのほか外食大手などが参加していた。

 日本KFCは東証スタンダード市場に上場している。カーライルは全株式を取得し、非公開化も検討する。

 三菱商事は1970年、米国のケンタッキー・フライド・チキンと折半出資で運営会社を設立し、名古屋市内に1号店をオープンさせた。日本KFCの2024年3月期の連結業績予想は売上高が前期比10・1%増の1100億円、営業利益は57・4%増の57億円を見込むなど好調を維持している。