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東証大引け 日経平均は反落 中東リスク警戒で一時700円安も下げ渋り 国内株概況2024年4月15日 15:29

2024-04-15 15:48:12 | 日記
東証大引け 日経平均は反落 中東リスク警戒で一時700円安も下げ渋り
国内株概況2024年4月15日 15:29

15日の東京株式市場で日経平均株価は反落した。終値は前週末比290円75銭(0.74%)安の3万9232円80銭と、きょうの高値で終えた。前週末12日の米株安や中東情勢の緊迫化に伴い、運用リスクを避ける売りが出た。海外短期筋とみられる株価指数先物への売りを受け、日経平均の下げ幅は700円を超える場面があった。 

前週末の米株式市場でダウ工業株30種平均などの主要株価指数は下落した。米半導体株が大幅に下落した流れを引き継ぎ、東京市場でも東エレクやアドテストなどに売りが出た。中東を巡る地政学リスクの悪化を受けて、原油価格の高止まりに伴うインフレの長期化および米利下げ開始時期の遅れが意識されたことも株式相場の重荷となった。

売り一巡後は下げ幅を縮小した。主要7カ国(G7)の首脳らはイランからの攻撃を受けたイスラエルに自制を呼びかけている。イスラエルは攻撃の大半を迎撃したほか、イランもこれ以上の攻撃を継続しない意向を示しており、市場では「いったん事態の深刻化に歯止めがかかるとの期待もあり、下値で押し目買いが入った」(国内運用会社)との見方があった。日本時間15日の米株価指数先物がプラス圏で推移し、同日の米株式相場が持ち直すとの観測も投資家に一定の安心感を与えた。

東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反落した。終値は6.44ポイント(0.23%)安の2753.20だった。JPXプライム150指数は反落し、4.77ポイント(0.40%)安の1186.25で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆9857億円と、3営業日ぶりに4兆円を下回った。売買高は16億886万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は910。値上がりは690、横ばいは52だった。
高島屋やアステラス、荏原が下げた。一方、東電HDや関西電、郵船は上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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