市街・野 それぞれ草

 802編よりタイトルを「収蔵庫編」から「それぞれ草」に変更。この社会とぼくという仮想の人物の料理した朝食です。

食欲の秋になったので

2005-10-27 | Weblog
 食欲の秋になったので、7人の侍飲食店を紹介しよう。
 
 選ぶ基準は、どうしてこんなに美味いものが、こんなに安いのか?に尽きる。
 
 美味いというのは、個人的嗜好でしかなく、客観的データーがはっきりしないので、美味いの判断にはあるあいまいさが残る。ただし、材料、料理の手数、料理にそえられるものがいいものであるかどうかとか、その他いろいろと判断できる。それと同種のものを他店とくに定番の店と、比較してみてたしかにこっちが美味いと判断もできる。どっちにしろ絵画、演劇、文学などゲージュツのあいまいさより、根拠は見つけやすい。
 
 人の通らぬ街や、だれも興味をそそられぬ場所で、宝石のように光って居る店を発見することは、それ自体が美味である。そういう店は大衆がながれる川筋や、流れの方角には存在しないことは事実である。これも示唆的である。

 テレビで判断をすべて規制されだした大衆の動向には、一切背を向ける訓練と感性が今ほど大事な季節は無い。では明日から。


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