ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。

曽田修司の備忘録&日々の発見報告集

人に印鑑を押してもらうということ

2006-03-29 17:58:14 | 大学
私が学内で顧問をしている某部活の学生がひとり、教室使用のための大学への申請書(使用許可願)に印鑑を押してほしいと言ってきた。

そのこと自体は当然、問題はないのだが、差し出された書類を見ると、すべて鉛筆で記入されており、必要のない書き込みもしてあって、それをそのまま学生課に提出する状態にはまったくなっていない。

見た瞬間に、「何故、鉛筆書きなの?」と聞いたら、さすがに、「すぐ書き直します」と言ってボールペンで書き直した。

本来は、その書類に、教室の使用者名簿(来校者名簿)を添付して提出することになっているのだが、添付書類の準備もなかった。これでは本来、印鑑は押せない。

あらためて言うまでもないことだが、顧問として印鑑を押すということは、その書類、及びそれに記載されている行動(予定)について責任を持つということだ。したがって、学生の側は、私が責任を持てるように準備を整えてから持ってきてくれるのが当然である。今日のようなやり方で、これで印鑑を押せ、というのは、私に向かって「あなたは判子を押すだけの係の人だ」と言っているに等しい。そのことにしっかり気づいてほしい。

今日来た学生は私がそのことを言う前に自分で理解してくれたと思うのだが、今後、誰が来るにしても、今回のことを繰り返さないようにしてほしいと思う。

→ 自分にとっての当たり前から外へ出る (2006/02/21)

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