昨29日、国際交流基金(東京・赤坂)の国際会議場において、「横浜トリエンナーレ2008」の記者発表が行われ、総合ディレクターに神奈川県立近代美術館企画課長の水沢勉氏が就任した、と発表された。
→ 横浜トリエンナーレ2008
公開されたばかりの上記サイトには、次回トリエンナーレのテーマとして、「TIME CREVASSE タイムクレバス」という言葉が掲げられ、それに関する水沢氏の文章が掲載されて . . . 本文を読む
ある企画のためのミーティングで話題が出て、大変おもしろいというので、小菅正夫・岩野俊郎著、島泰三編「戦う動物園」(中央公論新社)を読んだ。
戦う動物園―旭山動物園と到津の森公園の物語中央公論新社このアイテムの詳細を見る
ほんとうにおもしろい。
小菅正夫、岩野俊郎という2人の著者は、それぞれ、北海道旭川市の旭山動物園、北九州市の到津(いとうづ)の森公園という動物園の館長さんである。
同い年の2 . . . 本文を読む
けさの朝日新聞天声人語に、埼玉県深谷市で「深谷シネマ」というコミュニティシネマ(地域密着型映画館)を運営する竹石研二さんのことが紹介されていた。
竹石さんとは、数年前に埼玉県芸術文化振興検討委員会の委員としてご一緒して以来、委員会等の機会に同席させていただくことが多くあり、現在は、それが、「さいたまアートNPOネットワーク研究会」に引き継がれている。
研究会の席上でも、いつも映画の楽しさ、豊か . . . 本文を読む
ひとつ前の記事の続き。
受賞のニュースを受けて、JCDNのサイトを見に行ってみたら、内容が一新されていた。
トップ画面では、「踊りに行くぜ!!」Vol. 7 の札幌公演のときの関係者インタビューがニュースとして流れている。
新・コンカリーニョでの初めての「踊りに行くぜ!!」が終わっての感想を聞かれて、理事長の斉藤ちずさんが、「STスポットやダンスボックス、セッションハウスに負けないように、通 . . . 本文を読む
たまたま、【日刊:ヨコハマ経済新聞アンテナ】 2006.11.20(月)版を見ていたところ、NPO法人ジャパン・コンテンポラリー・ダンス・ネットワーク(JCDN)が、国際交流基金地球市民賞を受賞することが決まったという記事を見つけた。
国際交流基金のサイトにある賞の説明と受賞理由は次のとおり。
「国際交流基金地球市民賞」は、地域に根ざした国際交流の重要性を踏まえ、「単なる交流や相互理解を超えて . . . 本文を読む
正直、驚いた。このパフォーマンスを観たときの驚きは予想外だった。
先日から滞在しているモントリオールでは、CINARS (モントリオール国際舞台芸術見本市)に合わせて、市内各所の劇場でさまざまなパフォーマンスが同時多発的に行われている。
モントリオール北東部にあるサン・ミシェル地区は、新しく「サーカスアート・シティ」が建設されて内外の注目を集めている事例である。
そこには、世界最大のアートサーカ . . . 本文を読む
14日から18日まで、カナダ・モントリオール市で開かれる国際舞台芸術見本市 CINARS に参加するため、13日夜に成田空港を出発、同日深夜にモントリオールのホテルに着いた。
月曜日の大学の授業を休講にしないために、3限の授業が終わってからタクシーに飛び乗って最寄駅に向かい、成田の出発ロビー到着が17時。19時過ぎの出発だから時間としてはちょうどよいのだが、この時間の出発便はアメリカン航空しかな . . . 本文を読む
去る11日(土)、「こしのくに音楽祭」の一環として開かれている「とやま文化塾」の講師として招かれて、富山県まで出かけてきた。
こしのくに音楽祭は、20世紀を代表する名ヴァイオリニストの一人、シモン・ゴールドベルクが晩年の5年間を富山県の立山で過ごしたことから、彼が富山に残してくれた遺産を継承し、新たな文化資源として生かしていこうという趣旨で、夫人であるゴールドベルク山根美代子氏を芸術監督として昨 . . . 本文を読む
来週から、カナダ・ケベック州のモントリオール市で、CINARS (Commerce International des Arts de la Scene) という舞台芸術の見本市が開催される(11月14日~18日)。日本語では、「モントリオール国際舞台芸術見本市」と訳している。2年に1回、偶数年のこの時期に毎回開催されているものだ。
2年前にも同じ催しに参加し、以前にこのブログでも報告したことが . . . 本文を読む
去る4日(土)、横浜「急な坂スタジオ」のオープニング記念シンポジウムが開催された。
先月23日のオープニングのときも大勢の方にご来場いただいたが、この日も、三連休の中日にも関わらず、東京の劇場関係者を含む100名ほどの方々にご来場いただいた。
この日のシンポジウムのタイトルは、「横浜、舞台芸術創造の新展望を探る」というもの。私もパネリストの一人として参加し、STスポット横浜が新たに「急な坂スタ . . . 本文を読む