ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。

曽田修司の備忘録&日々の発見報告集

内閣府NPOホームページ

2009-09-30 10:06:08 | 大学
跡見女子大学で「芸術文化とNPO」という授業を持っている。

新学期の最初の授業では、NPOとは何か、を話すことになるが、それとともに、日本のNPOの現状も紹介する必要があるので、現状の確認のために、一年に一回は必ず、内閣府のNPOホームページを利用している。

ところが、今回、しばらくぶりに内閣府のトップページを見ると、NPOという文字が見当たらない。おかしいな、と思いつつ、あれこれ探すこと、しばし。結局、「その他」の項目の中に入っていた。
これには、かなり、がっかり、である。

どういう経緯で、きっかけでそうなったのだろうか。
今後、社会の中でNPOの果たす役割は各日に大きくなっていくはずなのに、あるいは、民による公共をめざすために、NPOを育成していくための施策が重要なはずなのに、少なくとも、内閣府の施策の優先順位は以前より後退していることになる。

以下、授業で説明したNPOに関する基礎データである。

NPO法人(特定非営利活動促進法人)の数
37,962法人(2009年7月31日現在の累計認証数、内閣府NPOホームページより)

そのうち、文化・芸術・スポーツ関係は、12,428 32.9%(2009年6月30日現在)
保健・医療・福祉が57.7%、社会教育が46.0%、まちづくり40.8%、子どもの健全育成40.6%
(おわかりのように、複数回答であり、合計の数字は100%を大きく超えている)

(参考)全国の中学校の数…11,000強 小学校の数…24,000弱 
(文部科学省平成14年度「学校基本調査」による)





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