ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。

曽田修司の備忘録&日々の発見報告集

議会軽視?

2008-08-28 03:01:27 | アーツマネジメント
大阪のフェスティバルゲート問題については、先日いったん記事を書いて、この項続く、と予告をしていたのにも関わらず、続きを書くのが遅くなってしまった。 → 民・官のパートナーシップによる文化事業のあり方(1) (2008/08/17) そのとき、何を書きたかったかというと、何も大阪市に限ったことではないのだが、なぜ、行政機関は複数年度の事業を責任を持って遂行できないのか、ということである。 こう . . . 本文を読む
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都市に劇場をつくることの意味

2008-08-26 00:45:33 | アーツマネジメント
唐突だが、都市に劇場をつくることの意味を考えてみた。 いろいろ言い方はあるだろうが、以下のように言ってもよいのではないだろうか。 以下は、私があるところで書いた文章の引用(なにか元ネタがあったはずだが・・・) 演劇というメディアの特性について  ヴァーチャルな体験が私たちの身の周りにあふれるいま、身体に対する関心がかつてないほど高まっています。  私たちにもっとも身近で謎に満ちた自然である人間 . . . 本文を読む
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アーティストを支援するプログラムのための助成

2008-08-25 15:41:08 | アーツマネジメント
横浜市が設置している(ということでよいのだと思うが)「アーツコミッション・ヨコハマ(ACY)」という組織がある。 アーツコミッション・ヨコハマとは何か、という問いに関しては、ACYのウェブサイトに以下の説明がある。 「アーツコミッション・ヨコハマ(ACY)は、横浜に集うアーティストやクリエイター、NPO、市民、企業、学校など様々な創造活動を繰り広げる人たち(創造の担い手)をサポート(中間支 . . . 本文を読む
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ブロードウェイの年間観客数は1227万人(2007-2008)

2008-08-19 08:31:53 | アーツマネジメント
「The Broadway League」というウェブサイトを見つけた。タイトル横には、The Official site of the Broadway Theater Industry という説明がある。 → The Broadway League Home > Research & Information > Broadway Season Statistics Broadway Se . . . 本文を読む
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勘違いと刷り込み

2008-08-18 06:54:16 | その他
どうでもいい話題。 もう長いこと、20年近くにわたって、カラオケというものに行く機会がなかった。 ずっと以前、東宝という会社に勤めているときは宣伝部という部署にいて、新聞記者の人たちや同僚と飲みに行くことが多く、社用で銀座や赤坂や六本木などのいろいろな店に行った。東宝をやめたのは30ちょっとすぎだったので、店を選ぶのは自分ではなく、会社の先輩が行く店に連れ立って行くことがほとんどだった。 社 . . . 本文を読む
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民・官のパートナーシップによる文化事業のあり方(1)

2008-08-17 21:32:53 | アーツマネジメント
大阪市の都市型娯楽集客施設フェスティバルゲートの経営難による閉鎖売却とそれに伴う「新世界アーツパーク事業」の中断に関する事情は、これまでにも何回か紹介してきた。 最近では、一年ちょっと前に、以下の記事を書いた。 → 大阪・フェスティバルゲートからのアートNPOの移転が難航 (2007/07/25) その後の経緯は、ダンスボックスのウェブサイトの「ダンスボックス近未来計画」というコーナーに、何 . . . 本文を読む
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大学満足度4回連続第一位(ICU)

2008-08-13 01:18:53 | 大学
先日、地下鉄の電車内のドア上に「大学満足度4回連続第一位」と書いたポスターが掲示されていた。国際基督教大学(ICU)のポスターである。 それに書かれていた内容は、定員650人(一学年)、在学生3000人。教員学生比率1:19ということであった。(むろん、このことだけで満足度第一位なのではない。念のため。) 跡見女子大学の場合は、定員865人(一学年)、在学生約4000人だから、大学の規模として . . . 本文を読む
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鯵ヶ沢ミュージック・フェスティバル

2008-08-11 08:48:40 | アーツマネジメント
去る8日(金)~10日(日)、青森県鯵ヶ沢町に行って来た。 東京大学文化資源学研究室の小林真理准教授がリーダーとなっている研究グループの研究合宿のためである。 昨年7月に、弘前市の奈良美智+graf「A to Z」展や青森県立美術館を訪れるために弘前、青森を訪れているので約一年ぶりの青森だが、こういう合宿でもなければ、日本海側の鯵ヶ沢まではそうそう足を延ばす機会もないだろう。 ちょうど、8日の . . . 本文を読む
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山海塾とチェルフィッチュ

2008-08-02 13:45:03 | アーツマネジメント
このあいだ、彩の国さいたま芸術劇場の機関誌である「埼玉アートシアター通信」のバックナンバー(No. 16)を読んでいたら、芸術監督の蜷川幸雄さんと舞踏グループ山海塾の天児牛大(あまがつ・うしお)氏の対談が載っていた。 山海塾は、パリ市立劇場(テアトル・ドゥ・ラ・ヴィル)を活動拠点としていて、一回の契約は2年ずつ、その間に新作を1作ずつつくる約束になっているという。もうすでにパリ市立劇場とのあいだ . . . 本文を読む
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