前の記事の続き。
さて、今回、「NPO基礎講座」新版を読んで、「なるほど」と思ったことがある。
NPO基礎講座山岡義典編著ぎょうせいこのアイテムの詳細を見る
同書第一部の第3章のⅠは、「非営利組織と営利組織-その特徴と連続性」と題されている。これは、NPOと営利企業(株式会社や有限会社)などの特徴を比較して説明するものである。
この中で、まず、非営利組織はM(使命)指向で、営利組織はP(利 . . . 本文を読む
山岡義典編著「NPO基礎講座」新版(ぎょうせい)を読む。
同書の初版は1997年9月に出されており、新版と銘打った今回の版は、2005年12月に出ている。
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編著者の山岡氏が冒頭で述べているように、1997年9月と言えば、「衆議院を通過した市民活動促進法案が参議院で難航し、行方も定まらず悲観的な状況の中にあった時期」であり、その後、 . . . 本文を読む
先日、「さいたまアートNPOネットワーク研究会」のメンバーによる視察団の一員として、埼玉県川口市で開かれている「Between Eco & Ego 2006 エコとエゴのはざまで」(通称「エコ・エゴ」)という展覧会を見に行った。
一風変わった名前に示されているように、この展覧会は、「生態系の一員としての人間のあり方[ECO]と、一人ひとりの意識や欲望[EGO]という、相反しながら不可欠なふたつの . . . 本文を読む
昨23日18時より、横浜・野毛坂にできた「急な坂スタジオ」のオープニング・プログラムとして、オープニング・パーティ、レジデント・アーティスト(カンパニー)である Nibroll の新作の一場面の公開リハーサル、同じくレジデント・アーティストの岡田利規、中野成樹両氏と Nibroll の矢内原美邦氏の三氏によるトークがあり、それらに合わせてスタジオの内覧会が行われた。折悪しく雨の降る中、地元横浜をは . . . 本文を読む
以前、このブログで「アフター・アメリカ」という本を紹介したことがある。
→ アメリカにおける「文化の政治学」 (2005/08/14)
アフター・アメリカ―ボストニアンの軌跡と渡辺靖著慶應義塾大学出版会このアイテムの詳細を見る
その著者である渡辺靖氏(慶應義塾大学教授)が、国際交流基金の機関誌「遠近(をちこち)」に「ソフトパワー論再訪 - 誤解と批判を超えて」という文章を寄せている。これは、 . . . 本文を読む
NPO法人アートネットワーク・ジャパンとNPO法人STスポット横浜が運営することになった横浜市西区野毛山の旧老松会館(昔は結婚式場だった建物)の名称が、「急な坂スタジオ」に決まった。
→ 横浜アートプラットフォーム:急な坂スタジオ(Yokohama Arts Platform: Steep Slope Studio)
これは、横浜市が現在強力に推進している「クリエイティブシティ・ヨコハマ」とい . . . 本文を読む
ちょっと理由があって、大学の「実践ゼミナール」で、青春映画の名作、話題作を学生に見てもらうことにした。
(先日、「下妻物語」を見たのはこの一環)
選んだのは、以下の映画である。
アメリカン・グラフィティジョージ・ルーカス監督ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンこのアイテムの詳細を見る
69 sixty nine李相日監督東映このアイテムの詳細を見る
パッチギ!井筒和幸監督キネマ旬報社この . . . 本文を読む
今年1月に、彩の国さいたま芸術劇場で、埼玉県の主催による「埼玉の文化芸術振興とアートNPOを考える」というシンポジウムが行われた。
→ 幸せのためのキーワードは「自立」? (2006/01/28)
来年1月にも同様のシンポジウムを開催することになっていて、先日、その打ち合わせのために埼玉県文化振興課の方たちが跡見に来学された。
その折りに、今年のシンポジウムの議事録を受け取ったので、あとでざ . . . 本文を読む
理由あって、映画「下妻物語」を観た。
下妻物語 スタンダード・エディション東宝このアイテムの詳細を見る
この映画に関しては、深田恭子のロリータ・ファッションだけが印象的で、他の情報はまったく持っていなかったので、正直、どういう内容の映画なのか、まるきりわかっていなかった。
実際は、土屋アンナ演じるヤンキー娘の側の少女暴走族の世界が物語の主筋になっていた。主人公桃子(深田)の父親(雨上がり決死 . . . 本文を読む
朝日新聞朝刊の新聞週間に関する特集記事を見ていたら、「赤い(保守的な)メディア」、「青い(リベラルな)メディア」という言葉が出てきた。
赤は共和党の、青は民主党のシンボルカラーで、大統領選挙のときには、テレビ番組で選挙情勢や開票結果を表示するのに赤/青の色分けが使われる。
グーグルで、「赤いアメリカ、青いアメリカ」を検索すると、トップに出てくるのが、以下の記事。
→ アメリカン・カルチャーを . . . 本文を読む