ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。

曽田修司の備忘録&日々の発見報告集

何がどう問題なのか

2008-07-31 09:52:48 | アーツマネジメント
先日、T劇場のTさんと話していたところ、劇場内で仕事上のミスが発生して、外部からそれを指摘されてちょっとした騒ぎになったということがあったらしい。 そのとき、外部からの指摘に対して、まず最初に、「どこが問題なのか教えてください」と聞いたという。言葉として正確に聞き取ったわけではないが、意味としては、「問題のある点は直しますから、どこをどう直せばよいか、教えてください」という聞き方をした、というこ . . . 本文を読む
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またまた初級カウンセリング講座

2008-07-30 20:38:22 | 大学
 たまたま、私が以前書いていた文章をコンピュータの中から発掘したので掲載しておく。4年前(2004/07/28)のものである。 なお、このときの講演は、茨城大学保健管理センター助教授(肩書きは当時)・精神科医の内田千代子氏によるもの。 学生指導における留意点 ~ 学業不振への対応  今回の講演で指摘されたところは、大学における退学率、休学率、留年率が増えているとのことであった。国立大学の学生 . . . 本文を読む
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教職員のための初級カウンセリング講座

2008-07-30 18:42:53 | 大学
 跡見学園女子大学では、毎年、「教職員のための初級カウンセリング講座」が開催されている。 以前にも、このことをブログで紹介したこともある。  (参考) →  教職員のための初級カウンセリング研修会 (2008/01/09) → 跡見学園女子大学「アカデミック・アドバイザーのためのカウンセリング初級研修」 (2006/02/28)  今回は、津田塾大学ウェルネス・センターの山崖俊 . . . 本文を読む
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締切に遅れるのは自分が本来持っている権利を失うということ

2008-07-29 10:55:33 | 大学
昨日は、私が跡見女子大学で担当している中のひとつの科目のレポートの締切日だった。 締切時間の間際になって、ある学生(4年生)から、他の用件が予定よりも長引いたので締切時間に間に合わないが受け取ってもらえるか、という問い合わせのメールが来た。 以下、それに対する私の返事。(一部微修正) メールを今見ました。理由がはっきりしているので、今回は了解します。 ただし、今後はそういうことがあるかも知れ . . . 本文を読む
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人名事典

2008-07-26 00:34:11 | アーツマネジメント
電子辞書を買ってからかなりになるが、あまりうまく使いこなせている気がしない。 たまたま、人名事典が入っていることに気がついて、電車の中でざっと目をとおしてみた。 すると、どうも項目の選択がおかしい。 あまり聞いたことのない文学者や学者の名前がたくさん出てくる。 知らない名前がたくさん出てくるのは、自分が無知だからということでもあるので、そのことだけでおかしいとは言えないが、私の知っている名前 . . . 本文を読む
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新国立劇場の芸術監督人事問題

2008-07-24 20:09:04 | アーツマネジメント
すでにかなり旧聞に属することを今ごろ持ち出して恐縮だが、新国立劇場演劇部門の芸術監督の選定をめぐる騒動の話。  新国立劇場には、オペラ、バレエ、演劇の三部門にそれぞれ芸術監督がいる。 6月の下旬に、3人の次期芸術監督が発表された。 ところが、演劇部門の芸術監督の選考過程が不透明ではないかとの疑問が出され、大いに騒動となった。 現芸術監督の鵜山仁氏は昨年秋に就任したばかりで、任期の一期目のうち . . . 本文を読む
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水を飲んでみよう

2008-07-19 22:07:22 | 大学
自分で特に意識していたわけではないが、跡見女子大学の今学期の授業では、授業で扱った事柄がきっかけとなって、実際にアートの現場を見に行くように促すことがいつもよりも少し多かったように思う。 「現代の舞台芸術ビジネス」では、ブルーマングループ東京公演のプロデューサー新井勝久さんに来ていただいて舞台制作のノウハウを直接話していただくことができた。 ブルーマングループの公演を見に行ってその上で与えられ . . . 本文を読む
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チケット料金の不思議

2008-07-13 04:53:55 | 大学
昨12日は、跡見女子大学のオープンキャンパスが行われ、私は模擬授業を担当するとともに、受験に関する個別相談の相談員を担当した。 幸いなことに、私の担当した模擬授業は、60人定員の教室がほぼ埋まるくらいの出席者があって盛況だった。高校生と同じくらい、保護者の方たちも混じっている。 模擬授業の演題は、「チケット料金の不思議」。 電子チケットぴあのウェブサイトで、コンサートや舞台のチケット料金を調 . . . 本文を読む
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アッシジの聖フランチェスコ

2008-07-04 23:14:13 | アーツマネジメント
アッシジの聖フランチェスコといえば、私にとっては、映画「ブラザーサン・シスタームーン」(フランコ・ゼフィレッリ監督、1972年)であった。 もうすでに細かいことまで正確に覚えていないのだが、たぶん学生時代に(名画座で?)見たのであろうから、もはや数十年前のことである。 今よりももっと無知であった学生時代のことであるから、キリスト教に対する知識もほとんどなく、ああ、こういう偉人もいたんだ、という . . . 本文を読む
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論文の書き方の基礎の基礎

2008-07-01 12:28:45 | 大学
大学で、論文の書き方を教える「プロゼミ」という授業を担当している。 この種の授業は、たとえて言えば、泳げる人間が泳げない人間に泳ぎを教えるようなものであるから、教える方からすれば、なぜ、それが出来ないのかわからない、ということになりがちだ。 長嶋茂雄がひとにバッティングを教えるのに、「来た球を打てばいい」と言ったとかいうのも、そういう事情を示している。 で、論文の書き方であるが、これが、なか . . . 本文を読む
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