今日から、朝日新聞の活字が大きくなって、57年ぶりに一頁15段から12段に紙面構成が刷新されるという。
以前、このブログで、新聞広告の料金について授業(跡見女子大学の「アーツマネジメントB」、玉川大学の「アートマネジメントⅡ」)で説明している、ということを書いたことがあるが、ブログのアクセス記録を見ると、たまにではあるが、「新聞広告、料金」などのキーワードで下記の記事にたどりつく人がいるようだ。 . . . 本文を読む
去る24日、「東京国際芸術祭2008」(TIF2008)の締めくくりとして、シンポジウム「東京にはどんなフェスティバルが必要か? ―フェスティバルの10年をふりかえる―」が開催された(にしすがも創造舎特設劇場)。
最初に、TIFのエグゼキュティブ・ディレクター市村作知雄氏から、「TIFを通じて何を実現しようとしてきたか」についての短いまとめがあった。
いわく、運営機関を法人化し、自立化させるこ . . . 本文を読む
すでにずいぶん時節はずれのことになってしまったが、そのときには結構印象に残った出来事であったので、今さらながら書いておく。
3月13日(木)、ホワイトデー前日の夜ということで、クッキー(になるのかどうか、その時点ではわからないのだが)を買いに某繁華街のデパートへ立ち寄った。
いわゆるデパ地下と呼ばれる売り場に近づいたところで、目に入ってきた光景に、ありゃあ、と思い、こういう状況に遭遇する羽目に . . . 本文を読む
先日、かねて観ておかなければ、と思っていた映画「スウィーニー・トッド」を観に行った。
ジョニー・デップが冷酷で猟奇的な殺人鬼を演じるということと、さらに、ミュージカル映画で初めて歌を披露することで話題になった映画だ。
1/19公開、先週の時点で公開8週目で、「シネマぴあ」のサイトで見たかぎりでは、先週か先々週で上映終了のところが多かったようだ。
何故、観ておかなければ、と思っていたかと言うと . . . 本文を読む
来年度予算を審議中の滋賀県議会で、びわ湖ホール(滋賀県立芸術劇場)の運営予算を減らして、乳幼児向けの福祉事業費に当てるための修正動議が出されるかも知れないという新聞記事が出た。
→ 32年ぶり、滋賀県予算に修正案「福祉が不十分」自民会派提出へ (京都新聞3月1日)
これは、修正提案が提出される見込みである、あるいは、その可能性がある、という記事であって、実際にそれが提出されるかどうかはまだわか . . . 本文を読む
毎年この時期に確定申告に出かける。
今年は、申告書の作成及び相談会場が設けられている場所に出向くと、まだ申告期間の半ばなのに、朝早くからかなり大勢の人がすでに会場に来ていて意外だった。
書類の作成会場に入る前の廊下で2人ほど順番待ちの列が出来ていて、少し待ったあと、私が会場に入る番になった。
列の先頭の人を会場内に案内している、おそらく60年配に近いであろう税務署の係の人は、来場者ごとに、パ . . . 本文を読む
2007年度の芸術選奨が2月29日に発表された。
芸術選奨とは何か、と言われても普通正確には答えられないが、文化庁が主催し、芸術の各分野で顕著な活躍を見せた人を表彰する制度、ということのようだ。私も、芸術選奨という名前は知っていても、いつもは自分の知っている人の名前がもし入っていれば、そのことだけを気にする程度で、制度自体についてはあまりよく知らなかった。
今年は、私がこれまでに直接に見知った . . . 本文を読む
去る3月1日、世田谷パブリックシアターで、サイモン・マクバーニー演出「春琴」を観た。
最初から最後まで、ずっと息を詰めて観ていた。
妙な言い方だが、この舞台は、観客がそのような集中力を持って舞台を観るように仕組まれている舞台である。きわめて巧妙に、しかも、圧倒的な力量で。
演出のサイモン・マクバーニー率いる劇団「テアトル・ド・コンプリシテ」は、イギリス演劇界で常に注目を集める実力派カンパニーで . . . 本文を読む
先日、「道路特定財源でミュージカル」の話題を取り上げた。
→ 道路特定財源ミュージカル (2008/02/23)
私は朝日新聞の22日の記事を見るまでこの話題について知らなかったので、このことは世間的にそんなに話題になっていたのだろうか、と疑問を呈しておいた。後になってウェブのニュースで知ったところによると、テレビ朝日の「報道ステーション」でもこの話題を取り上げていたようだ(他のテレビ局のニュ . . . 本文を読む