井筒和幸監督「パッチギ」を見た。
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この映画も、ケンカと恋(とその他の愚行)に明け暮れる日々、それが青春だ、という青春映画の王道を行く映画だ。何度も何度もケンカのシーンが出てくる。(パッチギとは、「頭突き」のこと)
ベトナム戦争、キング牧師、毛沢東、グループ・サウンズの熱狂、「ジ・オックス」、失神、大橋巨泉 . . . 本文を読む
昨日、横浜・STスポットで「中野成樹(POOL‐5)+フランケンズと演出コースの後輩」たちによる公演を観た。
中野氏は、今年度のSTスポットの契約アーティストのひとりである。
公演は、以下の3本立て。
●1 ★宿無し男★
原作=J. M. シング「谷の影」より
脚色&演出=田中麻衣子
出演=伊東潤/山崎広美/他
●2 私たちがまばたきしたときいったい何をみているのでしょうとボブはその男に答 . . . 本文を読む
昨日のブログ記事の続き(補足)。
NPO法人トリトン・アーツ・ネットワーク(TAN)の第一期評価委員の一人である早稲田大学経営専門職大学院(ビジネススクール)教授の平野雅章氏が、評価事業報告書の中で次のように述べている。
(以下引用)
経済学は、社会全体の厚生(welfare)を極大化し、それをどのように社会的正義に基づいて分配するかということを考える学問である。一方、組織の目的をどのようにし . . . 本文を読む
NPO法人トリトン・アーツ・ネットワーク(TAN)から、昨年度の評価事業報告書が送られてきた。
TANは、東京・晴海に2001年4月に誕生した新・第一生命ホールを拠点に、クラシック・コンサートの自主開催と、アウトリーチと呼ばれる地域への音楽普及活動とを2つの柱として、クラシック音楽を通じた音楽文化の振興に取り組んでいるアートNPOである。
昨年度、TANが主催したコンサートは、23公演、地元の学 . . . 本文を読む
先日のブログ記事の続き。
先日紹介したように、小出郷文化会館でのインターンシップは、6日間の合宿形式で行われ、インターン生にとって至れり尽くせりの内容が提供されているように見える。
だが、同会館の榎本さんの話によると、特にインターン生のためだけにこういう内容にしているわけではないと言う。
どういうことかというと、年に一度、インターン生を受け入れることで、小出郷文化会館のあり方をスタッフが常に再 . . . 本文を読む
昨日のブログ記事の続き。
坂本文武著「NPOの経営」の中に、東京・立川市やその周辺地域を活動エリアとするNPO法人「ケアセンターやわらぎ」(以下、やわらぎ)のことが紹介されている。
NPOの経営 資金調達から運営まで坂本文武著日本経済新聞社このアイテムの詳細を見る
以下、同書から内容の一部を紹介する。
やわらぎは、高齢者や障害者など、在宅でケアを必要とする人と、ケアの担い手とを結びつけるサ . . . 本文を読む
坂本文武著「NPOの経営」(日本経済新聞社)を読了。(読了したのは、実は、ずいぶん前である。)
著者は、早稲田大学卒業後、アメリカのケース・ウェスタン・リザーブ大学に留学し非営利経営修士号を日本人として初めて取得、とある。(注:この記述では、非営利経営学修士号を同大学では日本人として初めて取得、ということなのか、アメリカの全大学を通じて日本人としては初めてなのか、やや判然としない。)
NPOの . . . 本文を読む
となりの住人Mさんに薦められて、「暴れん坊本屋さん」を読了。(ほんとは読了したのはずっと前。)
暴れん坊本屋さん (1)久世番子著新書館このアイテムの詳細を見る
作者の名は、久世番子(くぜばんこ)。この漫画本で初めて知った。
個性的な絵を描くマンガ家さんである。
ドキュメンタリー・タッチがそれなりの緊迫感を生み出していて面白い。
読んだ後、特に印象に残ったのは、本屋さんの品出しの大変さである . . . 本文を読む
先日書いた記事の続き。
6日間の合宿形式で行われる小出郷文化会館のインターンシップは、学生が頭と体をフルに使って中身の濃い研修が出来るように、いろいろな工夫が取り入れられている。
たとえば、「目覚ましディスカッション」。これは、2日目から4日目にかけて、毎朝一番に行われるディスカッション(9時~9時50分)。
テーマは、2日目が「公共ホールはニーズにあった企画を実施していればよい。○か×か」、3 . . . 本文を読む
「NPOマネジメント」という定期刊行物がある。発行所は、IIHOE〔人と組織と地球のための国際研究所〕という。タイトルの通り、NPOのマネジメントに関するいろいろな実践的なヒント、アドバイスが毎号掲載されている。
毎号の最終面には、仙台・みやぎNPOセンターの加藤哲夫さんが「蝸牛点睛」というコラムを執筆されている。
最新号(39号)のコラムのタイトルは、「お客さんが欲しいというものを売ってはいけ . . . 本文を読む