ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。

曽田修司の備忘録&日々の発見報告集

エレンディラ@彩の国さいたま芸術劇場

2007-08-28 10:07:08 | アーツマネジメント
去る8月25日(土)、彩の国さいたま芸術劇場で、蜷川幸雄演出「エレンディラ」(ガブリエル・ガルシア=マルケス原作、坂手洋二脚本)を見た。 およそ4時間にわたる超大作である。 観終わってから振り返ると、もう少し短くしてもらった方がよかったのではないかとは思ったが、しかし、舞台を観ているときはほとんど退屈しなかった。蜷川演出は、ケレン味たっぷりで、これでもか、というほど、観客を退屈させないようなしか . . . 本文を読む
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跡見インターンシップ2007、そろそろ折り返し点へ

2007-08-23 11:31:40 | 大学
8月も、はや終盤に入った。 大学の夏休み(8~9月)中に、実践ゼミのゼミ生たちが、さまざまな企業、行政機関、各種団体等の現場で実地研修をさせていただく「跡見インターンシップ」が進行中である。 私のゼミ(「芸術文化経営ゼミ」)では、舞台芸術関連の13の機関・団体に学生が出かけていって、現場のお手伝いをさせてもらっている(最終的には、もう一つ増える予定)。学生によっては、インターンシップが終了した . . . 本文を読む
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夏の色、夏の記憶

2007-08-21 23:07:22 | その他
今年の夏の猛暑はただごとではない。 先週の16日(木)には、岐阜県多治見市と埼玉県熊谷市の二ヶ所で40.9℃という国内最高気温を記録したというニュースがあった。 今週になってまた暑さがぶり返して、今日21日も東京は35℃を超えたようだ。 あちこちで、熱中症でなくなる人が多いというニュースも聞かれる。 35度を超える街中を歩いていると、お湯の中を泳いでいるような感覚になる。 私は、昔会社員をし . . . 本文を読む
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今度は、「ND」

2007-08-15 23:23:34 | その他
引き続き、「KY」関連。 8月10日の朝日新聞夕刊2面の「窓」というコラムによると、中高校生の間で流行っている言葉として、「KY」ほどはやっているわけではないが、他にも「ND」というのがあるそうだ。 「N」は、「人間として」。「D」は、「どうも」。 眉をひそめるような行動をする人物にたいして、「彼女はNDね」、のように使う、という。 これには、思わず笑ってしまった。 一度ならず、何度でも、思 . . . 本文を読む
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「うざい」は「うんざり」?

2007-08-15 22:01:38 | その他
ひとつ前に書いた、「KY」のつづき。 若者言葉に関連して、「うざい」「うざったい」というのはどこから来た言葉なのだろうと思って検索してみたら、「語源由来辞典」なるサイトがあって、東京の多摩地方の方言だったものが若者に使われるようになった、と説明してあった。 因みに、書かれている意味の説明そのものをパソコンでコピペしようとしたら、「商用・非商用を問わず、この文章の転載には使用料が発生します」とい . . . 本文を読む
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「KY」は定着するか

2007-08-15 11:43:02 | その他
NHKの解説委員が、安倍首相は「KY」だと評した、という記事が mixi のニュースに載っていた。元は、8月12日のゲンダイネット(日刊ゲンダイが提供するサイトらしい)のようだ。 「KY」は「空気が読めない」の意味で使われる若者言葉だという。 それはいいのだが、その記事では、日本語学の専門家が「KYは協調を貴ぶ日本人の特性が出ています。こんなふうに社会にマッチした略語は、この先も残る可能性が高 . . . 本文を読む
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「最大の情報に最短のアクセスを」への抵抗としての現代アート

2007-08-14 14:44:40 | アーツマネジメント
北川フラム氏は、「越後妻有アートトリエンナーレ」の成功以来(もちろん、それ以前から、ではあるのだが、とりわけ、「越後妻有」以来)、「現代アートとは何か」を最も雄弁に、刺激的に語る存在として、あちこちで引っ張りだこである。 サントリー次世代研究所というシンクタンクについては、先日もこのブログで少し触れたことがある。 → 自立とは一人で生きることではない (2007/06/16) 同研究所が、「 . . . 本文を読む
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FDジャーナル

2007-08-10 19:48:45 | 大学
跡見学園女子大学の2006年度の FD (ファカルティ・ディベロップメント)活動をまとめた「FDジャーナル」第6号が発刊された。 その中に、東京大学大学院総合文化研究所教授で、東京大学教養学部附属教養教育開発機構執行委員長というお立場でもある山本泰先生の講演録が掲載されている。 (山本先生による講演会は、2006年9月20日に本学新座キャンパスで開催された) 講演の中で、山本氏は、よい授業が成 . . . 本文を読む
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取材記事のデータ確認

2007-08-07 07:17:12 | アーツマネジメント
ひとつ前のブログ記事で紹介した週刊「東洋経済」(2007年8月11-18日合併号)の「ニッポンで一番売れるサービス」という特集記事の中で、劇団四季が取り上げられている。 以下、記事の一部を引用する。 劇団四季(以下、四季)の昨年度公演数は3121回。 単純平均すると、全国で一日8.5回公演していることになる。一つの劇団でこれだけの数を公演している組織は世界でも例がない。 売上高255億円、経常 . . . 本文を読む
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集客ビジネスへのヒント

2007-08-06 19:14:47 | アーツマネジメント
電車の中吊り広告で、週刊「東洋経済」の「ニッポンで一番売れるサービス」という特集記事が出ているのを見つけ、早速書店で購入。 その中吊り広告のどの部分に気を引かれたかといえば、見出しに、旅館「加賀屋」や、「ザ・ウィンザーホテル洞爺」、それに、「新江ノ島水族館」、「劇団四季」、「千代田図書館」などの名前が並んでいたからである。 実は、ライブ・エンタテインメントへの集客という点で、近年顕著な成功を収 . . . 本文を読む
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