ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。

曽田修司の備忘録&日々の発見報告集

右綴じと左綴じの理由

2008-12-25 07:18:16 | 大学
このブログで以前にもしばしば紹介しているが、跡見女子大学では1年次にレポートや論文の書き方を教える「プロゼミ」という科目があり、私も毎年授業を担当している。

この「プロゼミ」に限ったことではないのだが、大学の授業で学生諸嬢にレポートの課題を出すと、レポートの右上端をホチキス留めして提出してくる学生が必ず何人かいる。

そこで、学生に対して、横書きのレポートの場合は右上ではなく左上一箇所をホチキス留めしなさいという指導を毎度することになる。
私は、これまでは、右利きの人は右手でペンを持って字を書くときに同時に左手でページをめくっていくのが合理的だから、左手で紙をめくりやすいように左上を留めるのだと説明していた。

その説明は間違いではないとは思うが、そもそも横書きの本はすべて左綴じなのだ、と説明する方がよっぽど簡単だしインパクトも強いと思う。

これからはそのように説明の仕方を変えていくのが正解だろう。


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