ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。

曽田修司の備忘録&日々の発見報告集

機内食にカップヌードル

2010-02-10 18:17:56 | その他
今回のモントリオール行きの飛行機内での出来事。

機内食でカップヌードルが出てきたのには少し驚いた。
フライトアテンダントの「スープ(です)」という声とともに、パンとクッキーと一緒にカップヌードル(日清食品の)が配られたのだが、私の隣に座っていた女子学生とおぼしき2人連れは2人とも受け取るのを遠慮していた。

実は私は、その少し前にトイレに立ったときに、客席最後部のクルーの作業している配膳コーナーで、配る準備のためにカップヌードルが並べられているのを目撃して、「えっ」と思ったのだった。フライトアテンダントの人たちが自分たち用に食べようとしているのか、とも一瞬思ったのだが、それにしては、あきらかに数が多すぎる。

私は、普段、カップヌードルを食べることがないわけではないので、別に、そのことで腹が立ったとか、あきれたとか、失望したとかいうわけではないのだが、何となく違和感があった。

何故、機内食としてカップヌードルが出されることに違和感があるのか。

私の中には、カップヌードル=B級食品という感覚がある。少なくとも、好き嫌いがはっきりしている。あるいは、自分からは積極的に食べたくはないと思っている人がある程度はいるはずだ、という言い方をしていいだろう。これを好きな人が勝手に食べるのならそれは自由だが、基本的に誰もが有無を言わせず食べさせられることが前提になっている機内食としてそれを出すのはどうなのか。多分、こう言ったあたりが、私の違和感の正体だったということなのだろう。

それに「スープです」と言って出されると、「これをパンとかクッキーと一緒に食べるの?」という食べ合わせ(というか、その組み合わせの押し付け)に対してちょっと抵抗感があるように思う。

あるいは、提供する側がスープである思っているという認識である限り、全部を飲み干すのが当然というように期待されていると思われるのだが(大部分の人が汁を飲み残すと考えるのなら、本来は残り汁の処分の仕方についてもっと考慮されてしかるべきだろう)、カップヌードルのスープを全部は飲まないという人は多いのではないか。全部飲み干すというのは、いかにも健康に悪そうだし。

というわけで、機内食にカップヌードルを出すことを決断したのが誰だか知らないが、ずいぶんと英断なのではないか、と思ったのだった。

追加)行きの乗り換え地のバンクーバーまでは、ちょっとしたハッピーサプライズがあって、大変快適な旅だった。帰りはトロント経由で12時間半という長時間の飛行を久しぶりに経験した。これまではシカゴかデトロイト経由だったことが多く、トロントでのトランジットは多分初めて。行きは天国、帰りは地獄。







コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« モントリオール行き | トップ | ホテル・モダン「KAMP」 »

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (藤井 克)
2010-02-11 02:08:39
カナダには近い親戚がいるのです。
カルガリーで仏教の開教師をしていて、何度か遊びに行きました。
夏はいい所ですよ。冬は日照時間が短すぎて何もすることがないんですが。
オリンピックが終わって落ち着いたらウイスラーに行ってこようかな。
返信する
KLMでは定番です (Minochan)
2010-02-24 08:53:11
機内食のカップヌードルは、格安貧乏人フライト、KLMでは定番です。
スープです、といって出されるのも同じ。
ヨーロッパに行くときはいつもKLMだったので、一種「楽しみ」にしていましたが…(って、B級味覚と言われそうですが)。
10日もヨーロッパ各地の黒パン生活をした後だと、帰り道のカップヌードルが妙に美味に感じられたりして。
やくたいもない書き込み、平にご容赦。
返信する
そうでしたか (sota)
2010-02-25 11:12:23
Minochanさん

コメントありがとうございます。
そうですか。定番なんですね。私はヨーロッパ方面はずっとご無沙汰なので、ちょっと様子がわからなくなっています。

話題自体が「どうでもいい話題」シリーズなのですが、おつきあいいただいてありがとうございます。

返信する

コメントを投稿

その他」カテゴリの最新記事