ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。

曽田修司の備忘録&日々の発見報告集

授業で恥をかくのは将来への投資

2006-04-15 15:22:24 | 大学
今週(10日)の「アーツ・マネジメントA」の授業のときに、「授業中に教員に質問されて、それに対して学生が間違いを答えることは恥ずかしいことでも何でもない。むしろ、歓迎されるべきことだ」ということを話した。

このことは、私の授業ページでも以前書いたことがある。

→ 誤答のすすめ (2002/07/05の日付がある)

この日は、それに続けて、「社会に出たら、なかなか人前で恥は書けなくなる。人は自分の間違いに気付くことでものごとをしっかり理解し、それによって自分を向上させることが出来るのだから、授業中に間違えてそのときは自分がそれを恥ずかしいと思ったにしても、それは将来の自分への投資なのだからおそれるべきではない」と(アドリブで)付け加えた。

すると、授業後のレスポンスカードに、そのまま「学校で恥をかくのは将来の自分への投資!」と書いてきた学生がいた。

そのとおりである。

再度言うが、間違いを答えるのは恥ではない。それは確実に自分を成長させることになる。逆に、間違いに気付く機会を逃したまま、そのままにしておくと、社会に出てから大きな恥をかくこともある。

こういう訳だから、ぜひ遠慮せずに、積極的に授業に参加してほしい。


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