ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。

曽田修司の備忘録&日々の発見報告集

世界最長のロングラン

2006-07-22 13:58:55 | アーツマネジメント
ひとつ前の記事で舞台のロングラン公演のことにふれて、ミュージカルの最長ロングランはオフ・ブロードウェイ(ニューヨーク)の「ファンタスティックス」だろうと書いたので、ついでに、ミュージカル以外も含む舞台の最長ロングランのことを書いておかなければ、と思った。

これは、ロンドンの劇場街ウェストエンドのセント・マーティンズ・シアター(St. Martin's Theatre)で現在も上演中の「マウストラップ(ねずみとり)」(アガサ・クリスティ作)とされている。

この作品は、1952年11月25日、ロンドンのアンバサダー・シアター(いまは、ニュー・アンバサダー・シアターといっているようだ)にて初演され、1974年3月25日から近くのセント・マーティンズ・シアターに移り、それ以来、ずっとこの劇場で上演されているという。
ということは、実に、54年間にわたって同じ芝居が延々と上演されていることになる。

ネットで調べていたら、何と初演にはリチャード・アッテンボロー(映画監督の、だろう)が出演していた(→この記事)、とある。

このほかにも、調べてみると、意外な、というか、驚くべきことがいくつもあるのかも知れない。もっとも、私はこの種のトリビアにはあまり興味がないのだが。

余談だが、上記の引用記事には、「Opening: November 25, 1952」のあとに、「Closing: July 1, 2006」と記されていて、一瞬、ロングランが終わってしまったのか、と思って慌てた。
だが、「チケットマスター」のサイトを見るとまだ続演している。
この記述は、何かの間違いだろう(人騒がせな)。



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