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INSIDE SORAMAME

福岡のバスのことなど・・

Day Tripper(6)

2009年11月19日 |   ┣ Day Tripper
(つづき)
熊本県熊本市にある「東京」。
ただし「とうきょう つか」ではなく「ひがし きょうづか」である。

このバス停は、灰色のバス停から、熊本市街地方向にひとつ進んだところにある。
福岡と熊本を結ぶ高速バス「ひのくに号」の停留所でいえば、「帯山中学校前」が最寄りである。

「帯山中学校前」を通る「ひのくに号(植木インター経由)」は、今年秋の改正で「広川」にも停車するようになり、「ノンストップ」という“称号”が外れてしまった(自衛隊前経由の便は「スーパーノンストップ」として健在)。
九州新幹線の全線開通をにらみ、この先、新幹線への流出阻止を画策する動きがもっと活発化するかもしれない。
(つづく)
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Day Tripper(5)

2009年11月11日 |   ┣ Day Tripper
(つづき)
福岡県新宮町の国道3号上にあるヒマラヤ…ではなくヒラヤマ。

後ろに見える山はヒラヤマ山脈ではなく、自動車学校や以前取り上げたゴルフ場がある山である。

この上り(←国道3号的には「下り」だが…)バス停には、宗像市方面から国道3号を走ってきた「赤間急行」(バス停の行先案内の部分では「天神バスセンター」行き)、高美台方面からやってきてここ「平山」で国道3号に合流する「新宮急行」(同じく「天神」「西公園」行き)が停車する。
行先案内の部分にある「2 西鉄香椎」は、「JR古賀駅~青柳四角青柳町構口跡太閤水~平山~産業大学南口~西鉄香椎」を結んでいた路線であるが、今年春に廃止となっており、現存しない。

現在ここから出るバスは、全て、福岡市の東の副都心「香椎」の少し手前の香椎東ランプ(バス停でいうと「産業大学南口」)から都市高速道路に入って福岡市中心部に向かうことから、「2番」廃止以降、ここからバスで香椎地区に行くことはできない。
現在の「新宮急行」の前身の「230番」の頃は、香椎東ランプ経由ではなく、香椎、御幸町留学生会館前を経由して香椎浜ランプから都市高速道路に入って都心に向かっており、「香椎への足」としても一応機能していたが、「都心への足」としてみると時間がかかりすぎたため、香椎よりも都心を優先して、現在のルートとなっている。
「赤間急行」についても、一時期、一部の便が香椎を経由していたが(yakuさんが記事にされています)、これも現在は廃止され、「都心への足」オンリーとなっている。

福岡市東区から新宮町、古賀市福津市宗像市方面については、JR鹿児島本線が走っており(かつ、「これでもか」というくらい駅もたくさんできている)、駅から電車に乗れば「香椎」には行ける訳なので、バスが「香椎への足」よりも「都心(天神)への足」を重要視するのはある意味仕方ないことなのかもしれないが、駅まで不便な地域では、どうしても香椎に行きにくい場所が出てきてしまう(「平山」から香椎地区に行こうと思ったら、「産業大学南口」で降りて「産業大学前」まで歩いて「23番」などに乗り換え、「高美台一丁目」まで歩いて「23番」「29-1番」に乗る、「東部青果市場前」で降りて「下原」まで歩いて「23番」「23B」に乗る、「原上公園前」まで歩いて新宮町コミュニティバス「マリンクス」に乗って「福工大前駅」で乗り換え…など手段がない訳ではないが、いずれも結構面倒or遠回りである)。

「2番」の廃止で、「産業大学南口~香椎」間には免許維持路線すら残らず、ここにバスが再び通る見込みはほとんどなさそうだが、本当にそこまで需要がないのか?というのが正直な感想である。
実際、利用者がいないから廃止にしたというのはわかるのだけど、「2番」の末期は一日数本というとても利用しにくいダイヤだったため、それが利用者を遠ざけていたという側面はなかったのだろうか。  
交通機関まで遠い香椎駅東地区、距離的に近いのに香椎までの足が乏しい「東部青果市場前」や「産業大学南口」などの不便を解消するための路線の開設や、「下原」から「新宮緑ケ浜」(新宮営業所)方面に回送しているものの一部営業運転化など、需要掘り起こしの余地はいろいろとありそうな気がするのだが…。
(つづく)
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Day Tripper(4)

2009年11月05日 |   ┣ Day Tripper
(つづき)
福岡県直方市の「コスワエ」バス停。

この道路はコスワエのために新しく整備され、この先にはコスワエがあり、このバス停はこれからコスワエに向かう人や今日のコスワエについて語り合う人たちでいつも賑わっている…という訳ではない。
珍しい名前のバス停としてかなり有名なようだが、コスワエとは何か?について私はよく知らない(おそらく大字の下の小字の名前?)。

2006年4月1日のダイヤ改正で、それまで九州自動車道の若宮~八幡インター間で、北九州方面に向かう高速バスは「直方パーキングエリア」に、福岡方面に向かうものは「鞍手パーキングエリア」に別々に停車していたものが、上下ともに「直方パーキングエリア」に停車するように改められた。
これに合わせ、「コスワエ」を通る「68番」(直方~鞍手車庫~遠賀川駅)も「直方PA(パーキングエリア)口」経由に改められたのだが、その際、「コスワエ」バス停も「直方PA口」に向かう新道に移設され新しくなっている。

“謎めいたカタカナの停留所名”と“新しい一直線の道路”…、「いったいここはどこなんだ?」という、「異国情緒」とはまた違う不思議な感覚に見舞われる。
(つづく)
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Day Tripper(3)

2009年10月24日 |   ┣ Day Tripper
(つづき)
福岡市博多区の「竹下」バス停。
塩原橋」からは、JRの博多運転区を挟んで反対側にある。

このバス停は、JR竹下駅のすぐそばにあり、「竹下駅前」交差点から「博多駅東」交差点間には「竹下通り」という福岡市公認の愛称が付いている。
「竹下通り」といえば、東京原宿のイメージだが、福岡にも一応「竹下通り」がある。

福岡の「竹下通り」には、「若者の街」というイメージは全くないが、竹下商店街を中心とした祭り「竹下祭り」も毎年盛大に行われており、竹下地区の皆さんの地元への愛着は強いようだ。
なお、「竹下祭り」には、かつて竹下景子(三択の女王)もゲストとして招かれたことがあるらしい。

「竹下」を通るバスといって思いつくのは「46番」であり、逆に「46番」以外には思い浮かばない。
私がバスに興味を持ってから30年以上が経つが、その間、ここに「46番」以外のバスが通ったことはあるのだろうか。
「46番」自体の末端部の短縮(那珂川方面に向かっていたものが井尻六つ角までに短縮)や、都心側の博多ふ頭までの延長、それに、枝番が付いた「46-1番」(福岡女学院を複乗するもの)が走っていた時期などがあったとはいえ、都市部にありながら、距離的にも期間的にも、ここまで路線が固定されている区間(駅前四丁目~竹下~井尻間)というのもなかなか珍しいのではないだろうか…。
(つづく)
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Day Tripper(2)

2009年10月19日 |   ┣ Day Tripper
(つづき)
福岡市博多区にある長崎県の「対馬」。
ただし、「対馬」は「つしま」とは読まない。

「対馬小路」は、太閤町割りによる「博多七小路」のひとつで、対馬藩主がこの地に屋敷を建てたことに由来する名前とのこと。

ここから「90番」のバスに乗って、2つ先の終点で降りて、フェリーに乗り換えると「対馬」に行くことができる。
そう考えるとここは、福岡の中ではかなり「対馬」に近い場所と言うことができそうだ。
(つづく)
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Day Tripper(1)

2009年10月06日 |   ┣ Day Tripper
思いつきで新シリーズである。

一回目は、北九州市小倉北区にあるカナダ。
ただし、「CANADA」ではなく「KANADA」である。

なお、バス停に掲示されている「お知らせ」は、「1番特快」が、「金田経由」から「金田二丁目経由」となったことを案内するものである。
西鉄のサイトで北九州の「1番特快」を検索すると、行先番号が「TKI」と表示されるのだが、今はそんな表示になってるんですか??
(つづく)
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