昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

憲法に国を守る意志は有るのか

2006年07月09日 | Weblog
北の「新スカッド」、政府が分析急ぐ (読売新聞) - goo ニュース

 聞きかじりの知識ではあるが、弾道ミサイルとは、大砲などの銃器から発射される銃弾が描く放物線の理論を応用したミサイルのことをいうのだそうだ。これも元をただせばドイツ人の知恵になるものらしい。原理は大型のロケット弾と思えばよいそうだ。

 先般の北朝鮮によるミサイル発射実験により、彼らがその気で日本本土を弾道ミサイル攻撃すれば、かなりの精度をもって目標地点を攻撃できるであろうと想像される。ならず者国家が乱心すれば、それこそそこはかとない恐怖が現実のものとなる可能性は大いにあると日本国民は覚悟を決め、殺されない為の対策を立てなければならない。他人事ではない。

 政府が北朝鮮のミサイル=新スカッドなどの分析を急ぐことは当然であるが。防衛するシステムやノウハウはあるのか。事は緊急を要する最重要事項であるはずなのに、北朝鮮の金正日の悪辣ぶりを世界に訴えるばかりでは何ら問題は解決しない。
 弾道ミサイルというのは、方向と発射角度およびロケットの燃焼時間を設定し、発射さえすれば、後は物理法則により所定の場所に着弾する。大砲を何発も撃つのと同じ手軽さなのだ。

 赤信号が点滅しているにも拘らず、真摯に我が領土と国民の生命と財産を守るための策はあるのかないのか、あるいは徹底的に先制砲撃を仕掛けて自国の被害を最小限に食い止める法整備をどう構築するだとか、予防手段として最先端の自前の軍事偵察衛星を持とうだとか、日米同盟は万全かとか命のある内に徹底的に検証し、どうも『日本国憲法では国すら守れない』ということになれば、遠慮は要らない国民に対して「やはり押し付け憲法では国の防衛すらできない」と三下り半を厳かに突きつければよい。それが政治家や公僕の責務である。

 もはや『小田原評定』を延々としている時ではない。国命あることが正義と心得よ!

 ところで、北朝鮮は次の『物理的示威行動』について言及したのであるが、気の早い週刊誌は(地下)核実験に違いないと大騒ぎしている。あながち的外れではないと思う。今こそ国家意識を高めよう。

日本よ今こそシュートを撃て!

2006年07月09日 | Weblog
日米英仏 北制裁決議案を提出 安保理10日にも採決 (産経新聞) - goo ニュース

 ワールド・カップサッカーでは我が日本代表チームの戦いざまは実に不甲斐ないものであった。先般の冬季オリンピックの悪夢はまたしても再現したのである。
 しかし、先のオリンピックでは、幸いにも荒川静香選手が日本女性の意地に懸けて金の舞を披露し凱旋したので、日本国民も溜飲をおさめたのであったが、今般のワールド・カップではそうもいくまい。

 話が横道に反れてはいけない。中国人は「歓迎光臨(ホワンイン・クアンリン)」などと大そう大げさなことを言って客人を迎える。日本などでは光臨などという言葉はめったに使わない。「よくおいで下さいました」という意味であるが、言外の意味は「おまえ、『金』を持ってきたろうな!」という脅迫文でもあるのだ。こんな中国人の脅しに対しては、ジョークを持って応えないと、とことん図に乗らしてしまう。時節柄こう応じてやろう、「ならば、金は金でも大金を遣わそう。北朝鮮の金正日なら、それこそ筋金入りの『金』である」・・・と。しかし、この冗談意外に通じないかもしれない。というのは、中国では『カネ=銭』というのが一般的である。

 今回こそ日本の外交力が試されていて、世界中の注目を集める案件でもある。ここは、外務省、外交官が一丸となって、ゴールを決めてもらいたいと思う。日本国民も一丸となって声援を送ろう「頑張れ日本代表!」である。

 日米英仏が提出した北朝鮮制裁決議案に対して、15ヵ国中13ヶ国が賛成しているという。態度を留保しているのがロシアと中国であるということであるが、ロシアは自国の庭先に無断でミサイルを打ち込まれた手前、拒否権は行使しないというのが、この記事の教えるところである。兎に角10日に採決にもち込むと決めたのなら、マニュアル通り事を運び、日本人サポーターが見守る中、見事シュートを放ってもらいたい。

 見事決まればそれに越したことはないが、たとえ外れても憎き中国に対して、『おまえら、北朝鮮と同じならず者』というレッテルを貼り付けてやることができるのだ。いずれにしても、中国はジダンダを踏んで悔しがるに違いない。日本外交は今ボールをキープしているのだ。兎に角『シュート』を撃て!。