夏景色 セミ

アブラゼミは６年間地中で暮らし、成虫になってからは数週間の命といわれる。
セミにとってみれば成虫になって自由に飛べるのと、幼虫として土の中で樹液を吸って生きるのとはどちらが幸せなのだろうか。

子供の頃川崎の工業地帯の近くで暮らしていたが、緑が少なくセミはほとんどいなかった。たまにセミが鳴いているのを聞くと近所の子供達は大騒ぎしたものだった。
だけど、ここ土気にはセミは大量過ぎて誰も見向きもしない。ときどきセミが道路上に落ちているので注意を要するくらいだ。


うげー、セミの抜け殻だらけだ。
これはチバリーヒルズ前のメタセコイアの木。まさに鈴なりに抜け殻がついている。早朝に来れば夏休みの自由研究になるのではないだろうか。