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ダンナのぼやき

あられダンナの日々のぼやきです。
色んな事を思い、考えぼやいてます…。

「過去の遺物」…滅びゆくモノへ

2007-11-05 22:53:42 | 本・雑誌
仕事帰りに今月号のBurrn!を買う。

帰りの電車が遅れていたので、駅のホームでしっかりと読む。
今月号の表紙&巻頭特集は、奇跡の再結成を果たしたVAN HALEN。

今年は良くも悪くもBurrn!は、VAN HALENをはじめ幾つかのバンドに振り回された。
それがやっと、(おそらく日本の雑誌メディアでは最速の)再結成VAN HALENのLIVEリポートを掲載出来たのは良かっただろう。
今回記事を書いたのはマーク・ワイス、北米方面でお馴染みのジョン・ハーネルでないのが胡散臭い。
以前から指摘しているが、二枚舌かつロック・スター気取りのハーネルでは、先方から取材許可が降りなかったのか?…邪推したくなる。

今月号のDOWNのフィリップ・アンセルモアのインタビューを見れば一目瞭然、コイツはジャーナリストとして最低最悪の屑だ。
あまり言いたくはないが、これまでのフィリップの言動と過去の悲劇、それ以降の様々な経緯(僕はPANTERAの大ファンでした)を踏まえハーネルの態度は…感情論を含めて許せない。
ジョン・ハーネルは、ジャーナリストの風上にも置けぬ偽善者だと言いたい。
コイツが北米のメタル・シーンを語るなど、己のエゴと欺瞞だらけだと糾弾したい。

ショウ・ビジネスの世界は表裏のある厳しいモノがあり、目には見えないパワー・バランスがあるかもしれないが、ファンの気持ちを土足で踏みにじるようなハーネルのような奴を雇うBurrn!にも魂は無い。

更に今月号においては、編集長・広瀬のコラムを読んだ瞬間、はらわたが煮えくりかえりそうな憤怒に湧き上がった。
どの面下げて、あんな事が言えるのか?
アメリカ・ヨーロッパのシーンを関係なく、素晴らしいバンドを発掘しサポートするのがBurrn!の良さではなかったのか?!
それが「Big In Japan」と揶揄されようが、新たなスターを発掘し育成してきた自負はどうした?
己の偏愛や懐古趣味、流行りやトレンドを極端に嫌悪し、これまで登場した様々な可能性を持った新たなバンドの数々を黙殺し潰してきた自覚はないのか?

今月号を見れば判る、何を今更「過去のバンド」と化したTRIUMPHや、カビの生えたZIGGYを取り上げる必要がある?!少なくとも日本のバンドに関しては、「過去の遺物」化したZIGGYよりも、「今」取り上げるべきバンドやアーティストは他にもあった筈だ。

レコード会社や世界的なトレンドの流れは関係ない、それらを無視し自家中毒的に体質が悪化したBurrn!にも大きな責任がある。

かつて伊藤セーソク氏は盛り上がる欧州と醒める日本のメタル・シーンの違いを嘆いた、その責任は他の誰でもなく当のBurrn!がもたらした結果も大きい。

確かに東京でのLOUD PARKは盛り上がったかもしれない、だが大阪でのLOUD PARKは散々な結果に終わった。

レコード会社、興行側等の問題だけではない、メタルの地方における過疎化は深刻なのだ。

かつて洋楽専門誌として、その実績を誇らしげに語り、権威的な存在になったBurrn!。
今やそのBurrn!が、シーンの「老害」になりつつある、ここ10年近く全く変わり映えしない編集部のメンツがそれを物語っている。

このままでは日本のメタル・シーンは「絶滅危惧種」になる、その前に大規模な外科的処置が必要と思うのは僕だけか?
オマケに今月号の内容も散漫、VAN HALENを巻頭に持ってきた混乱が露骨に判る内容(VAN HALENがNGならセバスチャンかDOWNを表紙&巻頭にしようとした魂胆が丸見え)だ。

広瀬よ、ロニーに老いたと言う前に、己が老いて腐った自覚すべきだろう。

時代遅れが悪いとは言わない、自分達が犯した過ちを認めないのは許せない。

Burrn!はもう中学生の頃から買っている、だが今はいっそ廃刊になっても仕方ないと言う気持ちも強くなる一方だ。

これだけは言える、ワンマンな暴君はやがて滅びるのだと…。





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