ダンナのぼやき

あられダンナの日々のぼやきです。
色んな事を思い、考えぼやいてます…。

GODZILLA:THE ART OF DESTRUCTION

2014-08-02 18:53:58 | 本・雑誌
『ゴジラ:アート・ディストラクション』。

昨年の『パシフィック・リム』のアート集が限定3,000部のリリースにより、入手出来ないファンが続出した悲劇は記憶に新しい。
この『ゴジラ:アート~』の日本語翻訳版がリリースされる事が決まった時、また同じ悲劇が繰り返されないか心配だったが…。
現時点では比較的入手しやすい様だが、この類の本はアッと言う間に絶版になるので要注意、
レジェンダリー版『ゴジラ』が気に入った方は、早急に入手する事をお勧めします。



さて肝心の内容ですが…。
コレが非常に興味深い内容であり、単なるコンセプト・アート集と言う領域に収まらないない作品に仕上がっている。
レジェンダリー版『ゴジラ』と言う作品が、様々な試行錯誤を繰り返した末に誕生した作品であるのが良く判るメイキング本になっている。



個人的に興味を惹いたのは、やはり「ゴジラ」のデザインを巡る試行錯誤だ。
以前にも言ったが、下手すればエメリッヒ版以上の大惨事になる可能性もあった訳で(苦笑)。
本当にあのデザインに落ち着いてくれて良かった。



そして敵怪獣ムートー。
コチラも様々なアイデアと試行錯誤の結果、あのルックスに落ち着いた。
賛否両論あるがデザインでは確かにクリーチャーっぽいが、劇中ではしっかり「怪獣」していた。




本著を読むと、レジェンダリー版『ゴジラ』は様々な試行錯誤を重ねたとは言え。
根本的にはオリジナルに対する最大のリスペクトを持って、真摯に“怪獣映画”を製作しようとした事を実感する。
あと単純に映画を観た後であれば、本著のページをめくる度にニヤニヤ出来る(笑)。



ファンであれば是非読んで欲しい一冊に仕上がっている。
超オススメです!!




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