ダンナのぼやき

あられダンナの日々のぼやきです。
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ナチスが月から攻めてくる!

2012-09-29 19:16:44 | 本・雑誌
『ナチス映画電撃読本』を読んだ。

別冊映画秘宝を買うのも久しぶりだが、コレが実に興味深くて面白い内容になっている。

この本自体は、本日より公開される『アイアン・スカイ』に併せてリリースされたものだ。

映画秘宝本誌よりも、濃密かつコッテリとした『アイアン・スカイ』の特集と解説が素晴らしい。
早く観たい作品だが、時間がなかなか合わないのがファンとしては歯痒い。

しかし『アイアン・スカイ』やナチス映画の解説だけでなく、実に真摯な姿勢で“ナチス”と言うタブーにも触れているのも本著の特徴だろう。

本著でも言及されているが欧米では絶対的にタブーである“ナチス”に対して、日本(とアジア圏)はその認識が甘いのは事実だと思う。
特に僕らの世代は「ヤマト(ガミラス帝国)」や「ガンダム(ジオン公国)」からの絶大な影響を受け、ナチスにはある種独特のイメージを持っているのは事実。
だから具体的な内容に入る前に、編集側からの「前書き」が入るのだろう。
本著はあくまでも「フィクションとエンターテイメントとしてのナチス」である。
コレは、あまりにデリケートな問題を孕むからこそという必要不可欠な大前提なのだと思います。

しかしタブーだからこそ、イマジネーションを刺激されて次々とナチス映画が生まれるのでしょう。
歴史的な事実と悲劇を把握した上で、あくまでもフィクションのエンターテイメント(娯楽)としてナチスの脅威を楽しみたいです。


PS:フィンランド映画ってのがポイントなんだと思います、早く観たいです!!




PS:ロブ・ゾンビ氏は本当に本作を作るんだろうか?!




アレ? どっちもウド・キアが主演してる?!(笑)


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