
昨日、あのQUIET RIOTのヴォーカリストであるケビン・ダブロウが急死したと聞き驚いた。
死因は現時点では不明、まだ52歳だったと言う…。
52歳と言うとそれなりの年齢かと思われるかもしれないが、何分現在のHM/HRの世界は“不老長寿”と言うか、今も現役バリバリで活躍しているミュージシャンが多い事を考えれば、ケビンの急死はやはり「まだ若い」と言う印象が拭えない。
QUIET RIOT…今思えば80年代のLAメタル・ブームのキッカケを作ったバンド。
VAN HALENやモトリーにRATTと言ったスター・バンドが続々と誕生したが、QUIET RIOTは逆にブームに反して失速した。
その原因は他でもなくケビンと言う人物にもあった。
QUIET RIOTはそもそも最初にデビューを果たしたのは、他でもなくここ日本であった。
その当時には、かの故ランディ・ローズが在籍していた。
日本デビューを果たしても鳴かず飛ばずで、その後ランディはオジー・オズボーンとの合流により一大センセーションを呼ぶ。
その後、メタル・バンドとして希であった『Metal Healh』で全米第1位に輝いた。
これによりバンドの創始者であるケビンが、後にケビンがLAメタル・シーン最大の“嫌われ者” として名を轟かす事になる。
ランディを発掘したのは自分だと言い張り、ロスの人気のある若手バンドを次々と悪口でこき下ろし、仲間である筈の他のロスのバンドから次第に敵視される様になる。
その後すっかり人気を失い、バンド内の人間関係の悪化、自分のバンドである筈のQUIET RIOTから追い出されたり、メンバー同士で訴訟合戦になったり、解散と再結成を繰り返していた。
最近の80年代の再評価により、QUIET RIOTへの再評価も高まっていた矢先に、リーダーであるケビンが死んでしまった。
人間としてケビンと言う人物がどうであったか、今となってはどうとは言えない、だがヴォーカリストとしてのケビンは超一流であったのは確かだ。
日本人には絶対に真似できない、太くて圧倒的な声量による素晴らしい歌は唯一無二の個性だった。
正にアメリカン・ハード・ロックを唄うに最適なモノであった。
そのエゴイスティックなビッグ・マウスぶりだけが印象的であり、ヴォーカリストとして決して高い評価を受けていた訳ではなかった。
とは言え、LAメタル直撃の世代にとっては、ケビンとQUIET RIOTと言うバンドは特別な存在である事には変わりない。
今にも“Come on feeI noise!”と言うシャウトが聴こえてきそうだ…。
来年にははからずも新作がリリースされると言う、正にケビンへの追悼盤になる。
ケビンの冥福を心からお祈りします。
http://www.youtube.com/watch?v=KW2J_UZ8lQU
cum on feel the noize
死因は現時点では不明、まだ52歳だったと言う…。
52歳と言うとそれなりの年齢かと思われるかもしれないが、何分現在のHM/HRの世界は“不老長寿”と言うか、今も現役バリバリで活躍しているミュージシャンが多い事を考えれば、ケビンの急死はやはり「まだ若い」と言う印象が拭えない。
QUIET RIOT…今思えば80年代のLAメタル・ブームのキッカケを作ったバンド。
VAN HALENやモトリーにRATTと言ったスター・バンドが続々と誕生したが、QUIET RIOTは逆にブームに反して失速した。
その原因は他でもなくケビンと言う人物にもあった。
QUIET RIOTはそもそも最初にデビューを果たしたのは、他でもなくここ日本であった。
その当時には、かの故ランディ・ローズが在籍していた。
日本デビューを果たしても鳴かず飛ばずで、その後ランディはオジー・オズボーンとの合流により一大センセーションを呼ぶ。
その後、メタル・バンドとして希であった『Metal Healh』で全米第1位に輝いた。
これによりバンドの創始者であるケビンが、後にケビンがLAメタル・シーン最大の“嫌われ者” として名を轟かす事になる。
ランディを発掘したのは自分だと言い張り、ロスの人気のある若手バンドを次々と悪口でこき下ろし、仲間である筈の他のロスのバンドから次第に敵視される様になる。
その後すっかり人気を失い、バンド内の人間関係の悪化、自分のバンドである筈のQUIET RIOTから追い出されたり、メンバー同士で訴訟合戦になったり、解散と再結成を繰り返していた。
最近の80年代の再評価により、QUIET RIOTへの再評価も高まっていた矢先に、リーダーであるケビンが死んでしまった。
人間としてケビンと言う人物がどうであったか、今となってはどうとは言えない、だがヴォーカリストとしてのケビンは超一流であったのは確かだ。
日本人には絶対に真似できない、太くて圧倒的な声量による素晴らしい歌は唯一無二の個性だった。
正にアメリカン・ハード・ロックを唄うに最適なモノであった。
そのエゴイスティックなビッグ・マウスぶりだけが印象的であり、ヴォーカリストとして決して高い評価を受けていた訳ではなかった。
とは言え、LAメタル直撃の世代にとっては、ケビンとQUIET RIOTと言うバンドは特別な存在である事には変わりない。
今にも“Come on feeI noise!”と言うシャウトが聴こえてきそうだ…。
来年にははからずも新作がリリースされると言う、正にケビンへの追悼盤になる。
ケビンの冥福を心からお祈りします。
http://www.youtube.com/watch?v=KW2J_UZ8lQU
cum on feel the noize
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