
夜。
降りしきる雨と、遠くから鳴り響く雷。
そんな時、電話のベルが鳴る。
「もしもし。」
「やぁ、元気にしてたかい?」
「どなたですか?」
「誰だと思う?」
「止めて、一体誰なの?」
「君は凄く良く知っている筈だよ、でも君が一方的に離れてしまった。」
「嘘でしょ? あり得ないわ、こんな事は出来ない筈よ!」
「そう…僕だよ。」

もうサイコ・ホラーみたいな怖ろしいイントロから、このあまりに美しくも悲しい名曲は始まる。
今月末に迫ったLOUD PARKに向けて、今まで自分の守備範囲外だったSONATA ARCTICAをよく聴いている。
今、自分の中でこの“The End Of This Chapter”が一番心に響いた。
歌詞の内容はモロに「ストーカー」(苦笑)。
報われない愛に全てを捧げて、自分を見失い狂気に駆られていく哀れな男の歌。
個人的に「ストーカー」の歌として嫌悪するのではなく、文字通りに狂おしいまでに切なく美しい曲調とメロディーに心を奪われてしまった。
聴きながら、脳裏に情景が浮かぶ歌は大好きだ。
この歌も、モノトーンで映画的な情景を思い浮かべる事が出来る。
おぞましく、でも痛々しく切ないバラードの名曲だと思う。
無理だと思うけど、LOUD PARKで聴いてみたいと心から願ってしまう。
第1章
僕の時間を
僕の人生を
僕の愛を
そして僕のお金も
持てるモノを君に全て捧げた
他人は「それは犯罪だ」と言う
君は覚えている筈だよ
そうでないと全てが無駄だった事になるから
第2章
光を見つめる
炭坑の先にいる君が僕には見える
彼らが押しつける約束を
僕は守らないとダメなのかい?
もう僕達は逢わない方が良いの?
違う、絶対に逢ってはいけないんだ
ハッキリと思い出せないんだ
僕がかたく誓った約束を
教えて欲しい
過去の思い出は失われていないと
僕に打ち明けて欲しい
あの日、君が言った事は嘘だったと
第3章
暗闇がたみこめる空を横切り
光も見えぬまま僕は彷徨い続けている
僕は自分の“心の井戸”に墜ちていく
あまりに深く墜ちてしまって
もう誰にも見つけられないかもしれない
しっかりと思い出せない
君と言う存在があまりに虚しく朧気だから
この愛が終わりを告げたのは
もう遠い昔の出来事
あの時に僕は殺されたんだ
でも、今もそれが戦慄へと僕を駆り立てる
第4章
君に新しい恋人が出来たと聞いた
君にはそれで良かったのかもしれない
あの時、君が死んでくれれば良かったと思わないよ…今はまだ
君は望むものを全てを手に入れた
僕があげたくても、絶対にあげる事が出来なかったモノまでも
だから窓の外を見ておくれ
僕だよ
第5章
ゴメンよ、僕はまだ此処に居る
君に怖い思いをさせたい訳じゃないんだ
それでも僕は君に囁かないでいれない
“彼”は一体誰なんだと
第6章
安からに眠る君
その間に僕は君のイアリングの片方だけを盗む
そしてキャンドルの一本に火を灯す
湧き上がる怒りを必死に抑えつける事が出来る
彼らは僕に言った
もう絶対に君を見つけられないだろうと
でも今、僕は君のすぐ傍にいる
今の僕はあまりに不安定だ
君も理解した方が良い
君はどんな事をしても僕のものである事実を
君に教えてあげるよ
過去の思い出が失われる事はない
そして更に付け加えなら
君が僕についた嘘も永遠に拭い去れない事を
この愛は…もう遙か昔に終わりを告げた
あの時、僕はもう死んでいたんだ
今度は僕が君を葬ってあげる
過ぎ去った日々を消す事が出来ない
君が僕についた嘘も拭い去る事も出来ない
この憎しみは、もう遠い昔に終わってしまったもの
あの時に僕は死んでいた
もう僕の存在を消してくれ
あの時と同じ様に、僕を殺しておくれ
降りしきる雨と、遠くから鳴り響く雷。
そんな時、電話のベルが鳴る。
「もしもし。」
「やぁ、元気にしてたかい?」
「どなたですか?」
「誰だと思う?」
「止めて、一体誰なの?」
「君は凄く良く知っている筈だよ、でも君が一方的に離れてしまった。」
「嘘でしょ? あり得ないわ、こんな事は出来ない筈よ!」
「そう…僕だよ。」

もうサイコ・ホラーみたいな怖ろしいイントロから、このあまりに美しくも悲しい名曲は始まる。
今月末に迫ったLOUD PARKに向けて、今まで自分の守備範囲外だったSONATA ARCTICAをよく聴いている。
今、自分の中でこの“The End Of This Chapter”が一番心に響いた。
歌詞の内容はモロに「ストーカー」(苦笑)。
報われない愛に全てを捧げて、自分を見失い狂気に駆られていく哀れな男の歌。
個人的に「ストーカー」の歌として嫌悪するのではなく、文字通りに狂おしいまでに切なく美しい曲調とメロディーに心を奪われてしまった。
聴きながら、脳裏に情景が浮かぶ歌は大好きだ。
この歌も、モノトーンで映画的な情景を思い浮かべる事が出来る。
おぞましく、でも痛々しく切ないバラードの名曲だと思う。
無理だと思うけど、LOUD PARKで聴いてみたいと心から願ってしまう。
第1章
僕の時間を
僕の人生を
僕の愛を
そして僕のお金も
持てるモノを君に全て捧げた
他人は「それは犯罪だ」と言う
君は覚えている筈だよ
そうでないと全てが無駄だった事になるから
第2章
光を見つめる
炭坑の先にいる君が僕には見える
彼らが押しつける約束を
僕は守らないとダメなのかい?
もう僕達は逢わない方が良いの?
違う、絶対に逢ってはいけないんだ
ハッキリと思い出せないんだ
僕がかたく誓った約束を
教えて欲しい
過去の思い出は失われていないと
僕に打ち明けて欲しい
あの日、君が言った事は嘘だったと
第3章
暗闇がたみこめる空を横切り
光も見えぬまま僕は彷徨い続けている
僕は自分の“心の井戸”に墜ちていく
あまりに深く墜ちてしまって
もう誰にも見つけられないかもしれない
しっかりと思い出せない
君と言う存在があまりに虚しく朧気だから
この愛が終わりを告げたのは
もう遠い昔の出来事
あの時に僕は殺されたんだ
でも、今もそれが戦慄へと僕を駆り立てる
第4章
君に新しい恋人が出来たと聞いた
君にはそれで良かったのかもしれない
あの時、君が死んでくれれば良かったと思わないよ…今はまだ
君は望むものを全てを手に入れた
僕があげたくても、絶対にあげる事が出来なかったモノまでも
だから窓の外を見ておくれ
僕だよ
第5章
ゴメンよ、僕はまだ此処に居る
君に怖い思いをさせたい訳じゃないんだ
それでも僕は君に囁かないでいれない
“彼”は一体誰なんだと
第6章
安からに眠る君
その間に僕は君のイアリングの片方だけを盗む
そしてキャンドルの一本に火を灯す
湧き上がる怒りを必死に抑えつける事が出来る
彼らは僕に言った
もう絶対に君を見つけられないだろうと
でも今、僕は君のすぐ傍にいる
今の僕はあまりに不安定だ
君も理解した方が良い
君はどんな事をしても僕のものである事実を
君に教えてあげるよ
過去の思い出が失われる事はない
そして更に付け加えなら
君が僕についた嘘も永遠に拭い去れない事を
この愛は…もう遙か昔に終わりを告げた
あの時、僕はもう死んでいたんだ
今度は僕が君を葬ってあげる
過ぎ去った日々を消す事が出来ない
君が僕についた嘘も拭い去る事も出来ない
この憎しみは、もう遠い昔に終わってしまったもの
あの時に僕は死んでいた
もう僕の存在を消してくれ
あの時と同じ様に、僕を殺しておくれ
狂おしい詩と美しいメロディはたまりませんよね
それと、他の和訳よりも感情のこもっている和訳ありがとうございます