くるたのしき・・・スカイランナーへの道<復活!>

走ることは「苦しいけど、かくも楽しいこと」つまりは『くるたのしいこと・・・』と、高山を走るスカイランナーを目指した手記。

東京マスターズ陸上競技大会・・・やった!3位だ

2010-05-13 23:47:09 | 陸上競技

5月9日 ちょっと汗ばむ暑さと吹き抜ける風が実に気持ちがいい晴れだった。

Imgp9832_3 第28回東京マスターズ陸上競技選手権大会が国立競技場で開催された。各県を回って開催される今年は秋の全国マスターズ陸上選手権大会が(東京)国立競技場で開催されるので、東京マスターズは開催時期を5月に変更しての開催となった。9月の暑い盛りよりも5月は気持ちよく、なんていい時期に変更になったものだと参加者の多くが喜んでいた!

さて私は昨年7月開催の関東マスターズ陸上の200m走での脹脛の「肉離れ」(筋断裂)から、シクシク痛む足と付き合って10ヶ月間。治らないのは仕方が無いけど、走って「怖い・・・」って思う気持ちをスパッツと断ち切るために、あえて国立競技場での大会出場に「覚悟」を決めてきた!

ウォーミングアップは慎重に、軽いストレットを長めにして(決してグイグイとはやらずに)じっくりゆっくりコンディション作りに精を出した。練習不足で体が重いのは「まあ、こんなもの!」とあきらめて、ただ走りには粘りを持とうと心に決めていた。

イメージはスタートは200mのイメージで確りコーナーを攻めてバックストレッチは伸び伸びした大きなフォームを心がけ第4コーナーの出口にかけては粘って気持を強く持って最後の20mに勝負を賭けるという単純な戦法。単純なんだけどこれを確実に実行する作戦を徹底した。スタートの200m感覚は正解だった。バックは無理しないでガマンが出来たし最後の20mのフォームをまとめて走ることが出来た。第3コーナー、第4コーナーでは4位。この差を埋めることが出来ず最後の30mほどで馬力をかけて20mで並び、ラスト5mで交わして、3位でコール!

Imgp9838_2 国立競技場での400m走は「万年4位」だったからこの3位は嬉しい。走り方もラスト20mでは、フォームをまとめてしっかり走り切れたことが収穫だった。(タイムは並だけど)久しぶりに結果にガッツポーズのレースだった。


静岡国際陸上に参加した!

2010-05-13 01:18:29 | 陸上競技

5月3日 爽やかに晴れた。・・・ちょっと暑いぐらいだけど日陰は涼しい、最高の大会日和。

第2Imgp97456回静岡国際陸上大会がエコパスタジアムで開催された。先週のリレーカーニバルでの県予選では、三島陸上からの参加7チームの全てで16位以内の成績となって、(当初の予定どおり)バス2台の大所帯でエコパスタジアムに乗り込んだ!昨年は6年男子の「まさか・・・」の失格劇があって、エコパに行くのには複雑な心境だったけど、今日は両手放して「ワイワイ」とバス旅行を楽しむことになった。

今日の私のコーチとしての仕事は3・4年生3チームのリレーのアップ。3・4年女子の2チームは東部選手権では2チームとも「失格」と、指導していてもコーチ泣かせのなかなか難しいチームだった。しかし前向き&ポジティブな子供達が揃って、なんと色々な逆境にも耐えて、リレーカーニバルでは女子が3位、ACチームが8位とそれぞれ入賞を成し遂げてしまった!このとき3・4年男子も10位と大健闘だった。だから今日、彼等はアゲアゲムードで気力全開で大会を迎えることとなった。

Imgp2235 小学生のリレーでは「入賞するか?しないか?」の8位付近のチームと、もう一つの山の「3位と4位などのメダルがあるなしのチーム」には、それぞれほとんどは差がはない。大体が僅差の勝負。だけどこの入賞するかしないか?には、実はタイムじゃ説明できないはっきりとした差があると思っています。(大人の世界じゃ、)一般的には気力とかチーム力とか、集中力とか・・・いいます。ここでまた面白いのは、子供達ってのは(大人と違って)自らこのチーム力や集中力を発揮することはなかなか上手くい発揮できずにいるのだけど、ちょっとの気持の誘導や働きかけで、グググッツと目覚めるものでもあるのです。この調整は(大人が使う「駆け引き」みたいなものはなく)、コーチや取り巻く親などの働きかけで何とでもなるものという経験を多く持っています。ここに小学生リレーの指導の面白さと難しさがあるのです。

私が子供達に向き合うとき「コーチとは可能性を評価するのではなく、可能性を見出す」という言葉を心に留めるように気をつけている。よく「タイムが○○○だから、何位になる」とか「お前の持ちタイムが○○○だから、予選突破は無理だ・・・」と走る前から選手やチームを評論する大人を目にする。こんなことって、選手に言っても何にもならないことだし、最悪はレースのあと「・・・ほら、やっぱりこんな結果だったろう!」と言って大人が悦に入るぐらいで、何のいい結果は生まれない。

Imgp9709 小学生は実に素直なので、「(たぶん)だめだぞ!」と言われれば、そのような結果を出すし、決して大人のように「ダメじゃないぞ!」と反骨することは、まあしないのだ。こんな感じで大会のとき子供達との接し方を間違ってしまうと、絶対(期待したような)思った結果がでないのだ。

Imgp9732 さて、今日も素直な小学生達には、静岡国際陸上っていう日本最高の舞台を楽しんでもらうこと、エコパスタジアムっていう普段はなかなか走れない場所を走る喜びを、体全体で味わってもらいたいものだと思う。

さてさて、今回3・4年生のウォーミングアップには今までにないほどの十分な時間をとってみた。サブグランドをノビノビ使って気持のいいウォーミングアップが出来た気がする。

だけどやっぱりコール前には時間が無くなって少し慌ててしまったり・・・。これも「普段どおり」と思えば大丈夫か!?

私の大会目標は『参加全チームが決勝進出&入賞』だった。結果は、3・4年生は山あり谷あり・・・。他学年は(私が)思ったほどに順位をあげてやることが出来ず、残念な結果であったが、バトンのミスで失格などの手痛いものはなく、この点では全チームが合格点。大会ごとにタイムのアップが(他のチームより)出来なかったことは反省点かな。

Imgp9738 3・4年男子はプレッシャーを感じさせない集中力が漲ったノビノビとした走で、なんと8位入賞は大したものだ!女子が順位を落としたのはコーチの力量不足。(ああやっぱり!のところで手痛いミスがあって)ここを最終的に修正してチームをまとめきれなかったのはコーチの未熟さ・・・。リレーカーニバルで入賞したACチームは悔しい9位で予選敗退。この仕上がりも実によかった分、悔やまれる結果。これもあと1つの「ツメ」の甘さっていう意味でコーチの力不足。

これらの結果は次大会の日清全国小学生陸上交流大会予選の糧にして、新たに頑張ることを・・・、帰りのバスの中で決意した。