くるたのしき・・・スカイランナーへの道<復活!>

走ることは「苦しいけど、かくも楽しいこと」つまりは『くるたのしいこと・・・』と、高山を走るスカイランナーを目指した手記。

ブログ・・・再開しました!

2010-10-16 00:11:31 | うんちく・小ネタ

ブログを再開します・・・。10月15日

先日久しぶりに海に行くと、・・・「山から落っこちて、ブログが書けなくなった・・・のか?気の毒だ!」なんて心配された。また先日マスターズ陸上競技大会に参加すれば、Aさんは・・・「仕事の転勤で、遠い外国の偏狭の地で・・・、今は単身赴任で頑張ってる!・・・のか。大変ですね!!」とかと声を掛けられ、・・・富士登山競走からブログが更新されていないけど・・・と、多くの方から大変心配して頂けることを知った。ブログを更新しないことでこれほど多くの方に心配される身は、なんだかありがたくもあり、まあ私という個人を受け入れてもらえているのだなアと安心する。

ブログ中断は、実は身に起こった些細な(小学生陸上での)トラブルが原因。ブログを書く方の悩みの幾つかは、誹謗や中傷に絶えず曝されて、これを気にしつつ書き綴ることだろう。私のブログも1日平均100名ほどがサイトに訪問してもらう。コメントも承認形式ながら日に数件の投稿もあったりする。そんな中で、実は気の弱い私は、陸上関係で色々な係わり合いの中で、相当の精神的な攻撃を受けてしまったことが真の中断理由。一生懸命にボランティアで行う活動に、まあ人は(個人を全く表に出さず)一方的に理不尽な方法で攻撃をするものだ。私の心の中では文句を言った方を未だに許そうという気もないし、そもそも関わりあうことにもゴメン被りたいと切に思う。・・・のだけれど、・・・今は狭い人間関係の中では致し方ないと割りきる心の整理が少しだけついた。

(読まれている方には何のことだか分からず)・・・つまらない正論を勝手に言っているようで大変心苦しいのだけど、本当のところ・・・世の中はいろんな人がいてこの世の中が成り立っている。他人の人には他人の価値観があり、それに沿った生き方がある。私の中にも私なりの価値感があり、それに沿って生きている。人それぞれ、価値観の相違はあるが、この価値観の相違は時として細かなすれ違いを生み出し、幾つかのすれ違いの組み合わせが大きな誤解へと発展していく。・・・結果、いわれの無い非難を受けたりもする。当たり前の話だが、誤解されたり非難されたりするのは、決して愉快な出来事でないし、私の場合、本当に深く心が傷ついた。これは実に辛い体験だった。

今回の辛さや傷は、大人にとって、(またブログ人にとっては)、今のコーチという立場にとっては、・・・まあある程度必要なことだと時間を少しづつかけて、まるで耐え難いリハビリに耐えるときのように、無理にでも認識するよにして頑張ってみた。耐え難いほどのリハビリは、2ヵ月半という『時間』という妙薬が改善への手助けになった。私の書くブログは、私という個人が他人とは違った価値観と様相を見て取り、他人とは違うことを感じ、他人とは違う言葉を選んで記していく。このときに受ける心の生傷は、私の自立性がこのブログの開かれた世界に向かって支払わなくてはならないささやかな代価なのかもしれないと少しずつささやかに前向きに思えるようになった。多分これは少しも避けては通れない道筋なのだと今は考えるようにもなった。

私の価値観に従って、個人的には真っ向から一緒懸命取り組む小学生陸上競技団体のボランティア活動の中で、(影で)誹謗中傷に曝された今回の生傷は、私の心の中での弧絶感となって芯を持った肉腫のように硬くなり、これが時として、試薬ビンから零れたモル濃度が高い強酸が実験台を腐食する時のように、知らす知らずに心を蝕み溶かしていくことにあるとき気がついた。私の子供達への接し方はもっと天真爛漫であったはず・・・とか、練習中モチベーションを高めるためのU井さん流のメンタルタフネスで前向きな声かけが出来ていない自分に気がついたりもした。子供達に掛ける声にも時に棘があって、(まるで別人の誰かのようで)ハッとしたこともしばしばあった。これではいけないのだ。私の求める理想の指導図とは乖離してししまっていた・・・。

こんな状況から決別して、また以前のように純粋にマラソンやトレイルランニングやレースや、駅伝や、陸上競技の指導、仲間達とのJogなどでの係わり合いの中で自分を高める努力をして、自分にちょっとだけ妥協しないガマン強い気持を育み育てることを真に目指そうと思う。私の性格が誰かに好かれるとは決して考えていない。一生懸命に子供に声をかけた練習風景に感心してくれた人は(多分ほんの少しの実利的な利益を得たときの保護者の一瞬が)いるかもしれない。でもやっぱり好かれることは稀だ。人は利己主義だしそんなものだと改めて思い巡らし、その中でなんとか立ち振る舞っていくことに、今一度挑戦していこうとおもう。

(いつ書こうか、いつ始めようか?!と思い巡らしていたけど)今週1週間、頑張って通勤ランを続けて心を浄化してみて、今日は新たな思いでこの「ブログ再開」を記してみた。ささやかで心の広い読者だけ、優しい心で、たとえば産婦人科の病院廊下やデパートの通路で生まれたての赤ん坊を見かけたときの心穏やかな慈悲深い心で、なんとかブログを受け入れてもらえたら幸いです。