くるたのしき・・・スカイランナーへの道<復活!>

走ることは「苦しいけど、かくも楽しいこと」つまりは『くるたのしいこと・・・』と、高山を走るスカイランナーを目指した手記。

富士登山競争直前、目標管理だ!

2006-07-26 19:04:04 | 山岳マラソン

7月25日 梅雨が明けそうな陽気。昼からドカーンと晴天だ。

昼休みにはJogを35分間。今日のコースは田中山。ウエッティ-でとにかく暑かった!Jogの1つの目的はクワガタの木のチェック。ビートルハンターの私としては、今の時期が1年で一番活躍する時期なのだ。しかし、どうも今年は捕獲数が少ない。梅雨明けが遅いからか?この原因は不明だ。セミの声もあまり聞こえない。各地で大雨が降り続くし異常気象だ!

さて、今は富士登山競争に向けてのモチベーションを最高潮に上げないといけない。しかし何たることか、夜は飲み会で思いのほか飲んでしまった!体調管理が大切だとわかっちゃいるけどビールのお誘いに負けてしまった。(新しい職場で人的交流も大切でこれは致し方ない。)でも体調管理不徹底という反省を含めて帰りは道は途中下車して少しJogしてみたけど、まあ体はまたまた重くなってしまったナ。
(昨日もこの富士登山競争に向けての思いをブログを書いてみたが)、飲んでしまった反省を含めて、また今は心と身の整理・調整の意味で、今一度「なぜ走るか!?」「どうやって、何を思って走るか?!」を問い直してみたいと思う。

今年は今まで以上に苦しい走りの年となりそうだ。多分そう思う。サボってるわけはなく、練習はそこそこかもしれないが、年齢を重ねると共に記録の伸びがなくなってきている。今年はまだ(9合目ばかりで)山頂に立っていない。このやり遂げていないという不安が実は一番大きいような気がする。

色々整理する意味で、まず目標を再確認。毎年4時間15分程度。最低でもこのタイムはキープ。目標は3時間台としたい。特に6合~7合の砂場でペースを落とさないように頑張りたいものだ。岩場は腕の力もあってまあ得意なのでそこに繋げる走り(歩き)をしてみたい。

学生時代、ウインドサーフィンレースで知ったことがある。(例えば)すごい強風でボードを上手くコントロールすることもままならない。時には風に潰されて全く走れなくなる。もうだめだ!怖い、レース棄権しようか・・・?もうこれ以上絶対走れない、・・・ダメだ!って途中で思う。キツくてタフなレースはいつもそう思ってしまう。でもこんなレースでも、諦めずに投げ出さずに頑張ってなんとか走ると、実はそこそこの順位だったりする。この経験で判ったことは、(多分)人の能力や技量は五十歩百歩。順位が上がるか下がるかは、途中あきらめたか?あきらめなかったか?のほんの些細な心の強さにあると思う。天才肌のレーサーは別だけど、同じ程度のレベルの大会で同じ程度の位置を走る者同士は、最終順位はレースを途中で「諦めたかどうか!」「心に弱さがあったかどうか?」で決まるものだと知った。今は亡き心のライバルの飯島夏樹も彼のブログでもっと高い次元で同様の書いていた。この真理は当たらずしも遠からずだと思う。ウインドサーフィンだけじゃなく、多分人生のほとんどの場面でこれは「真理」だと思うナ!

とすれば、今週の金曜日のレースでも、私は「諦めない」「自分に勝つ」「立ち止まらない」という強い意志で臨もうと思う。そうすれば「道は開ける」「目標は達成される」と・・・信じたい。

あと1つ、今回の目標を思い出したゾ!この前のおんたけスカイマラソンにも行った、キナバルクライマソンの友には勝ちたい。実際は未熟者の私が「勝つ」なんて言葉は全く失礼なので、彼の直ぐ後ろを走ってついて行き、3時間台でゴールしたい。(おいてかないでね~ッ!)

何はともあれ、ブログを書くことで少し目標と気持ちを整理できた気がする。