5月3日 うす曇・・・風も日差しも爽やかだった!
静岡国際陸上がエコパスタジアムで開催された。今年は高速料金全国休日一律1000円のため、空前絶後の渋滞になると報道された東名高速の道路状況も、(4時45分出発もあってか)・・・渋滞知らずであっけないほどのスムーズさで、渋滞はなく順調だった。静岡リレーカーニバルの6年男子の失敗(失格)もあって、予定していたバスが2台から1台に減ってしまいエコパ大会遠征は多少盛り上がりに欠ける部分があって、ちょっとだけ寂しい。まあ、これも・・・勝負の世界だから仕方が無いと割り切ろうか・・・。
6時台にバスはエコパに到着。予定よりずいぶんと早くゆとりの到着となった。三島陸上の拠点(シート)は昨年同様のスタンド南側とした。ここは、スタジアムの階段を下りれば直ぐにサブグラウンドするためのゲートに一番近く、選手の移動には便利な場所。でも今日はスタジアム最上階は南風が抜けて選手控え場所としては肌寒かったりした。
さてさて三島陸上の子供たち。今年は体調不良で欠席やコンディションが優れない子はなし!数年前までの三島陸上はこの時期、足が痛いとか、怪我人がチラホラと出る状態でこれが悩みの種だったけど、練習の組み方をちょっと変えて、怪我人ゼロの状態をキープ中。(この辺りのコンディション作りはN監督やチームの過去からの失敗の上に培ったノウハウの結晶だろうか!)バスの中では朝早くても元気だった!
エコパはデカイ!バスがエコパの横に近づくと・・・子供たちの歓声だった!見たことも無い大きな建物、白いテントの屋根。バスはエコパの下側から山を登るかたちでエコパに近づくので丘の上にそびえるエコパスタジアムは巨大に見える!この競技場の中で、落ち着いて上手く走ることができるだろうか・・・。ここまでくると、彼らが成功するか失敗するか?はコーチ陣の腕にかかっている。緊張させないで全力を出し切れるコンディションに彼らをもっていけるか?が付添コーチの手腕にかかっているのだ。はてさて・・・結果は。
ウォーミングアップはエコパスタジアム東側のサブグラウンド。・・・私の今日の仕事は3・4年生男女2チームのアップ。選手の子供たちを引き連れて会場入りしたときは、もう中学生リレーリームのウォーミングアップ真っ只中。トラックは混み殺気だった雰囲気。・・・だけど3・4年生リレーチームはのんびりムード。このエコパのサブグラウンドは三方を山に囲まれたのどかな雰囲気。とことなく公園のような感じで、競技場っぽくなくグラウンドに立っても開放感たっぷりで緊張感ない。
心がけたのは、「いつものアップ」「いつものメニュー」で、伸び伸びと切れがいい動きができるか・・・です。この後にバトンチェックで彼らの仕上げは上々。バトンパスも歩数もタイミングもフォームもOKだった。
決勝(2回目)アップしているとき、塚原選手、高平選手などなど日本代表選手がグラウンドにいた。子供たちは彼らに気がついたかどうか?意外と軽めの調整で驚いた・・・。
静国結果、・・・3・4年生男子は9位で予選敗退。3・4年女子は8位・・・決勝進出。決勝は8位。5年男子は予選2位、決勝も2位。5年女子は予選3位、決勝がっかりの4位。6年女子は予選9位で敗退。
<写真は1-2走のバトンパス 練習の成果は如何に・・・>
3・4年男子はバトンミスが2箇所あり残念な予選敗退。1-2走のバトンが一発で決まらず、あわや失格?!のギリギリのタイミングでのバトンパス。まあ失格にならない動きは今までの練習の成果だけど、ここのミスは残念。ほかも今まで仕上げてきた完璧なバトンパスは出来ずに残念な結果だ。走力の弱い低学年では、如何にバトンミスをしないで完璧に走ってもらうか?が大会付添コーチの手腕といったところだったけど、(私はまだまだ未熟な部分があったのか)予選通過させられなかったことは残念無念。
逆に3・4年女子は伸び伸び走ってくれて合格点。8位入賞は彼女らの走りでは(タイムはともかく)結果はベストかな!
優勝狙いの5年男子は苦戦。選手を入れ替えたりの挑戦的なシフトをしたけど(コーチとしては残念な)2位。第2コーナーから見たとき、3-4走の走りで思いっきり詰まったバトンパスがなければ予選1位か?とも思えたけど、・・・残念。見る場所によってバトン渡しの見方は色々に見えのでなんともいえないが・・・。
<5年男子予選1-2走 詰まる!>
<5年男子決勝2-3走 絶妙なパス!>
同じく優勝狙いの5年生女子も苦戦。私の娘が走るので気になるところだったが、ウォーミングアップは監督任せで全く携わってなかった。予選の走りを見れば選手みんなの走りは上々で問題なし。バトンのつなぎも合格点。1-2走で詰まったという指摘もあったが、私が真横で見ていて(写真でも確認したけど)ここのバトンパスはこれは問題なし。(でも結果から考えれば)、決勝に向けては通常は攻めの気持ちで、強気のバトン調整となろうところは多分そのまま。結果は・・・タイムは伸びずに、バトン調整してきた他チームに攻め込まれた感の残念な4位。昨年秋の県選手権は優勝の常勝チーム。実力が拮抗した予選3位から上を狙ってもらいたかったのだけど、順位を落とした結果は我々コーチ陣の禍根。
<5年女子1-2走予選 「バッチリのバトン」に思えるが・・・詰まると言うのだろうか・・・?>
<5年女子1-2走 決勝>
6年女子の走り・・・。予選9位は残念。あとちょっとで決勝を走ることが出来たチャンスを逃した結果は残念。消して遅くはないチームだけど、昨今の高学年女子のリレータイムの伸びは凄まじく、これに太刀打ちできていない三島陸上女子。リレーカーニバル16位突破からエコパで走る夢は実現できたけど、欲を出せば9位の結果は悔しい。子供の走りに責任があるが、この辺りも結局コーチ陣が攻められるのかな?!
今回の静岡国際では(例年同様)日本新記録が生まれた。女子200mは福島選手の渾身の走りは感動だった。ゴール直後に転倒!腰を強打してまでのゴールは凄い。世界選手権で為末選手が転倒ゴールしたシーンに重なる凄さがあった。
女子3000mのスターツ軍団の活躍も見事!西尾選手は三島陸上出身で監督の娘さん。先の世界クロカンでも活躍し、織田記念での3000msでも3位。今日は3000mで出場だ。競技は子供たちのアップで見ることができなかったが、サブグランドに聞こえるレースの実況で3位を知った。日本人1位は見事だった。大会を終えて、2位のグレースさん(スターツ)とともに三島陸上の子供たちと会ってサイン攻め!静国に来た子供たちには(同じクラブの出身として)多くの希望と勇気を与えてくれたんじゃないか!と思う。(これからも・・・もっと頑張って西尾選手!)
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(色々書きたいのだけど、・・・考えがまとまらないので、頭を冷やして・・・、また記す。)