くるたのしき・・・スカイランナーへの道<復活!>

走ることは「苦しいけど、かくも楽しいこと」つまりは『くるたのしいこと・・・』と、高山を走るスカイランナーを目指した手記。

三島市成人式駅伝大会に走った!

2011-01-16 22:38:50 | 陸上競技

1月9日 晴天だけど身が引き締まるちょっと寒い朝だった・・・。

三島市成人式駅伝大会が日本大学グラウンドをスタート、三島市体育館前をゴールにして繰り広げられた。

1月1日の長泉町元旦駅伝、ニューイヤー駅伝、更には箱根駅伝の感動の余韻を思い切り引っ張り、正月太りの体に鞭打って走るこの成人式駅伝大会は、私の「毎年恒例!」の行事。毎回2つの山を登って下るという2区を走ることも恒例。昨年は陸上クラブとの行事と重なり走ることが出来なかったけど、それ以外はもうずいぶんと走り続けている。

私は『駅伝』が大好きで、参加するいことに本当にワクワクする。走るための準備(トレーニング、試走)をしっかりやったときなどはなおさらにワクワクドキドキして、走る前の緊張感も大好きだ。今年はニューイヤー駅伝の1区の録画を何度も何度も見て、旭化成の大西君の激走に感動して、彼の頑張りに自分を投影したりしてワクワクした。(昨年はゴールで競り負けて3位?の旭化成の激走で元気と頑張る気持をもらったが・・・)。

Imgp1626 駅伝が何故好きなのか?走り始めた当初は個人で走るマラソンやロードレースが好きだった。だけど駅伝を経験し、年を重ねて走るごとに準備を重ねていくとき、陸上競技の中では駅伝の面白さには本当に魅了された。じゃあ、どんなところが・・・、というと、仲間とともに走っていること、走る仲間がいて頑張った結果と感動を共有できるところかな?!と単純だけど思う。スタート前までに仲間と「今日は頑張る」ことを誓い合って別れ・・・、ドキドキ感の中で仲間を待ち、仲間から襷を受けて・・・頑張って走って、待っている仲間に襷を託すという行為。走ったあともゴールに集ってアンカー選手をドキドキして待つこと。そしてアンカーを迎えたときの安堵感とか悔しさとか、色々な感情をチームで共有することの連帯感。こんな感情は実に楽しいことだと思う。人は何の為にとか、誰の為にとかの目的の定かでない行為を無性に必要としたり、大切にしたりする。たとえそれが何の為にという意味を得てしまって、それを手にしても、これを他人に教えられるものではない気がする。また今日手に入れても、今までの人生を別の色に塗り替えるほどのモノであっても、欲張ってまたまた新しい何かを求めて走ってしまうような行為・・・。一度嵌ったら抜け出せないような甘美で厳しい世界が駅伝にはある気がする。

Imgp1662 私の中では、駅伝を楽しむためのヒケツは、スタート前に集まってしっかり皆で頑張ることを(声に出さずとも)誓い合い、仲間を信じて待ち、一生懸命頑張って手を抜かずに苦しくともチカラの限り走りぬき、・・・ゴールで仲間の帰りを信じて待つ。このステップをしっかりできる駅伝大会は楽しいものだ。

成人式駅伝は、日頃一緒に走っている仲間も、新しく知り合った仲間も、多くの人と交わって1日を過ごすということで、本当に楽しい駅伝大会だった。今年も相変わらず愉快に、苦しくも楽しく・・・、くるたのしい境地で頑張った駅伝だった。

そんな感動のゴールシーンをブログに載せてみました。Imgp1643 Imgp1659 Imgp1668 Imgp1670 Imgp1673