originとは
【開発環境】
OS:Win11(64ビット)
git version 2.37.3.windows.1
VSCode1.72.2
【originとは】
リモートリポジトリのアクセス先に対してGitがデフォルトでつける名前。
確認方法
下記のコマンドで確認出来る
$ git remote -v
origin git@github.com:shyokuanjin/Git_sample.git (fetch)
origin git@github.com:shyokuanjin/Git_sample.git (push)
ファイルを確認する方法
$ cat .git/config
[core]
repositoryformatversion = 0
filemode = false
bare = false
logallrefupdates = true
symlinks = false
ignorecase = true
[remote "origin"]
url = git@github.com:shyokuanjin/Git_sample.git
fetch = +refs/heads/*:refs/remotes/origin/*
実は.gitフォルダのconfigファイルにある。
【リモートレポジトリURLの変更・上書き方法】
登録したURLのみを変更するには
git remote set-url <リモートレポジトリ名> <新しいURL>
なお、
git remote add origin <URL>で上書きしようとすると、エラーが表示されます。
→fatal: remote origin already exists.
【リモートレポジトリの名前を変更・上書きする方法】
リモートレポジトリの名前:originを、変更・上書きするには
・コマンド
git remote rename <変更前のレポジトリ名> <変更後のレポジトリ名>
例
#レポジトリ名の変更
$ git remote rename origin changed
#確認
$ git remote -v
changed https://github.com/test-repo/app.git (fetch)
changed https://github.com/test-repo/app.git (push)
変更後は
git push changed <ブランチ名>
【リモートレポジトリを削除する方法】
登録したリモートレポジトリを削除するには
git remote rm <リモートレポジトリ名>
【リモートレポジトリを複数登録する方法】
リモートレポジトリを複数登録できます。これをすると、ブランチの内容をそれぞれのリモートレポジトリに送ることもできます。
git remote add <リモートレポジトリ名> <URL>
#リモートレポジトリの追加
$ git remote add new https://github.com/new-repo/app.git
#確認
$ git remote -v
new https://github.com/new-repo/app.git (fetch)
new https://github.com/new-repo/app.git (push)
origin https://github.com/test-repo/app.git (fetch)
origin https://github.com/test-repo/app.git (push)
リモートレポジトリとして、origin と newの2つが登録されています。
1.git push origin <ブランチ名>
2.git push new <ブランチ名>
【git pushがreject(拒否)されたときの対処法】
対処法1
$ git pull origin main から $ git push origin mainを行う
対処法2
$ git push -f <リモートレポジトリ名><ブランチ名:mainなど> 強制(force)的にプッシュする