組み込み関数-print関数
【開発環境】
OS:Win10(64ビット)
言語:Python3.8.5(64bit)
Python の統合開発環境:IDLE
IDLEの操作は別サイト参照のこと
【print 関数】
引数に指定した文字列を標準出力などへ出力する関数
・書式
print(*objects, sep=' ', end='\n', file=sys.stdout, flush=False)
サンプルコード
>>> print("Hello")
Hello
>>> print(256)
256
>>> print("Blue", "Red", "Green")
Blue Red Green
>>>
【区切り文字を変更する】
引数にカンマで区切り複数の文字列を指定した場合、デフォルトの設定では空白で区切られて出力されます。空白ではなく別の区切り文字に変更したり区切り文字を無くして続けて出力したい場合には sep="区切り文字" で指定します。
・書式
print(*objects, sep='区切り文字')
サンプルコード
>>> # デフォルトの設定
>>> print("Blue", "Red", "Green")
Blue Red Green
>>> # 区切り文字を "+" に変更
>>> print("Blue", "Red", "Green", sep="+")
Blue+Red+Green
>>> # 区切り文字を無くして続けて出力
>>> print("Blue", "Red", "Green", sep="")
BlueRedGreen
>>>
【print関数を実行した時に改行しないようにする】
print 関数を実行すると、自動で改行が行われます。これはデフォルトの設定で最後に自動で改行を出力するように設定されているためです。 print 関数を実行した時に最後に改行をしないようにするには end='' と指定します。
書式
print(*objects, end='')
サンプルコード
>>> print("Hello");print("Python")
Hello
Python
>>> # 改行しないように設定:
>>> print("Hello", end="");print("Python")
HelloPython
>>> # 最後に任意の文字列を出力するように設定
>>> print("Hello", end="[end]\n")
Hello[end]
>>>
【ファイルへ出力する】
print 関数はデフォルトでは標準出力である画面に対して出力されますが、画面ではなくファイルに対して出力することもできます。
・書式
print(*objects, file=sys.stdout)
・ファイルにコードを書く
対話モードからファイルを呼び出す
「File」-「New File」を選ぶとファイルモードになる
コードを書いたら、「File」-「Save」を選択し、ファイル名を書いたら、保存ボタンをクリックする。
「sample1-4.py」ファイル
myfile = open("output1_4.txt", "w")
print("Hello", file=myfile)
print("Bye", file=myfile)
myfile.close()
・実行
ファイルモードの「Run」-「Run Module」をクリックする
========================= RESTART: D:/Data/sample1-4.py ========================
>>>
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