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職案人

求職・歴史・仏教などについて掲載するつもりだが、自分の思いつきが多いブログだよ。適当に付き合って下さい。

埼大生の為の法華経(その6)

2007年01月26日 | 受験・学校

こんにちは
愚な埼大生は元気でしょうか?
この前の続き、”縁”です。お釈迦様は”縁”により、人の行為(果)の素と成る因が出来ると言っています。


その因は心の奥底に眠る意識(種子)と縁から出来き、ある縁では果をもたらし、またある縁では冬眠し、またまたある縁では別の種を生むのです。


エッ~!因て、何だ?習慣や考え方や好みなどだ!
それらが、どう言う物があり、どう展開するのかを示したのが十二因縁です。


また、お釈迦様は”因の性質により、もたらさせる結果が違う為に良縁は○○、悪縁は××と言えないのだから、色々と経験(修行)して智慧を磨く事でしか、苦から逃れる道はない”とも言っています。


十二因縁は大きく、過去、現在、未来に渡り、分析している。
過去--1.無明2.行
現在--3.識4.名色5.六入6.触7. 受8.愛9.取10. 有
未来--11.生12.老死
これら以降の事は次回と言う事で、法華経の譬喩品をどうぞ!

舎利弗、来世にすべての物事を見極める世尊佛に成り、その佛の名を華光と名付けて、数限りない悩める衆を救うのです。そして、無数の佛を供養し、菩薩の行(六波羅密)
十力等の功徳を身に付け、佛道を悟るのです。

数えられないほどの時を過ぎて、その時が終わる。この時期を大寶厳(だいほうごん)と名付け、その世界を離垢(りく)と名付けた。その離垢には煩悩(ぼんのう)や罪などが無く、傷や汚れも無い。

また、地面は瑠璃で覆れていて、黄金の縄で道を作り、七寶の色鮮やかな樹には、常に華が咲き、実が生っている。彼の国の諸の菩薩は常に、心強い信念を持ち、神通(智慧)・波羅蜜(修行)を皆、すでに悉く身に付け、数多くの佛の所で、良く菩薩の道を学んだ。

この様な人々達、すらわち大士等は華光佛が行った事です。佛が王子であった時、国を捨て、世の栄えを捨てて、最後の身において、出家して佛道を成就する。

華光佛が世に住んでいたのは十二小劫と言う期間でした。その国の人々の寿命は八小劫
と言う期間であった。佛がこの世から去った後、この佛の教え(正法)が世に存在した時は三十二小劫であり、広く諸の衆生を煩悩や苦しみから救っていた。

正法の時が終り、像法三十二と言う時代に成り、佛の骨を広く流布して、天人や人達が普く、これを供養する。華光佛のした事は”両足聖尊(りょうそくしょうそん)は最も勝れた者、この勝者以外に考えられない!。

彼すなわち、自分自身のことである。”と将に、頃合を見ながら自から彼の徳を褒め称え、喜んだのです。

その時、四部の衆・比丘(びく)・比丘尼(びくに)・優婆塞(うばそく)・優婆夷(うばい)・天・龍・夜叉(やしゃ)・乾闥婆(けんだつば)・阿修羅(あしゅら)・
迦楼羅(かるら)・緊那羅(ぎんなら)・摩侯羅迦(まごらか)等の大衆は、

仏前において、舎利弗が阿耨多羅三藐三菩提の意義を授かったのを見て、心から喜んで、立ち上がり、舎利弗を称えた。


・八小劫
四苦八苦の事
・十二小劫
十二教の事で、九部の法を拡大した物
・三十二小劫
三十二相経の事
・両足聖尊
二本足で歩く生き物の中で、もっとも価値有る者として尊敬される者の意味

・比丘
出家して、定められた戒を受け、正式な僧となった男子
・比丘尼
出家して定めの戒を受け正式に僧となった女子
・優婆塞
三帰・五戒を受けて正式の仏教信者となった男子。また、在家のままで仏道修行にはげむ人
・優婆夷
三帰・五戒を受けて正式の仏教信者となった在家の婦人
・乾闥婆
帝釈天(たいしやくてん)に侍し、香を食して音楽を奏する神。
・龍
「竜」、「竜王」などと称される種族の総称と解釈されている
・夜叉
毘沙門天(びしやもんてん)の眷属で北方を守護する鬼神
・迦楼羅
仏典にみえる想像上の大鳥。金色で鷲(わし)に似ていて、口から火を吐き、竜を取って食うとされる。仏教を守護する天竜八部衆の一
・阿修羅
仏教では帝釈天)と戦うとされる。釈迦によって教化されたとみなす場合は、八部衆の一つとして仏教の守護神。また、六道の一つで、常に戦い合う世界の存在ともされる
・緊那羅
音楽神であり、また、半身半獣の人ともいう。仏教では乾闥婆と同様に帝釈天の眷属とされ、美しい声で歌うという
・摩侯羅迦
大蛇(ニシキヘビとも)を神格化したもの。緊那羅とともに帝釈天の眷属の音楽神ともいう

今日はこの辺で終り、

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