このやっかいな人のコトを、「年頃の息子を持つってのは」
「悪くないよね？」
「ああ、悪くねぇ」
と言えるビームス夫妻は、偉いと思います。
『交響詩篇 エウレカセブン』
居候だからと自発的に家事を手伝うレントン。
そんな彼をビームス夫妻は認めてくれる。
優しさと笑顔をくれる。
月光号とのあまりの違い。
居心地の良さと共に、戸惑いも感じているよう。
夫妻の仕事で立ち寄った街に入るパスポートには、
レントン・ビームスと記載されていた。
月光号ではエウレカが制限付きの外出許可をもらっていた。
（格納庫はダメってコトは、
ニルヴァーシュも事件の要因と疑われているんだな。ヨシ。）
ミーシャに、「レントンはどうしてる？」
続けて、「恋って何？」と尋ねるエウレカ。
驚いたミーシャは皆の前でこの話を暴露するのでした。
＊＊＊
月光号の女性陣には見られなかった、
レイの「男の子がいるんだもん・・」の気遣い。（アダルトなブラ・・）
レントンが勝手な行動を起こしても、
おおらかに接してくれるチャールズ。（ホランドだったら殴ってるね！）
このふたりに見守られて、
レントンはじっくり物事を考えることが出来るのかもしれません。
あの子の気持ちなんてこれっぽっちも考えず、
助けなきゃって勝手に思い込んで。
それが正しい事なのかどうか考えもしなかった。
これは助けようとしたボダラクの少女とエウレカの事を、
重ね合わせて考えているんですよね？
自分の一途な想いも大切にしなきゃいけないけど、
相手の気持ちを考えるって事に気が付いたようです。
え～ん。レントンエライよ！
チャールズがキチンと話をしてくれたお陰も大です！
病院でも街でも、
ボダラクの一部の過激派の為に白い目で見られる少女。
憎しみの連鎖って怖いです。
テロがあるから夜間外出禁止になってるんでしょうか。
レントンの憤る気持ちもわかるよなぁ。
少女の両親は諦めが早過ぎると思った。
ホランドはエウレカに「レントンは出て行った。」
と言えずに「買出しに付き合ってる。」と言ってしまう。
なんだかんだ言って、それに付き合うタルホたん。
あの部屋ってタルホたんの部屋？
そのホランドが何を考えているのかは、よくわからん。
レントンがいなくなればいいとも思ってたはず。
本気でヤツが出て行ったのだと気付いたとたんに、
今までの自分の仕打ちを後悔したのか。
ギジェットはドギー兄さんにはエウレカの話をしてたんだ。
迎えに行け、兄さんなんだからって笑っちゃった。
兄さん何も悪くないのに、また痛い目に・・カワイソ・・
メーテル達の母親になると言い出したのはエウレカだった。
その時は何を考えていたのでしょうか？
だって、今よりずっと感情が乏しい頃だったでしょ？
レントンが反省～してる頃。
エウレカもホランドにレントンが出て行った事を聞かされ、
自分がいけなかったのではないかと後悔する。
ああ・・気持ちがシンクロしてるみたいですぅ。
レントンと会わなくなって、
初めて意識するようになったんでしょうか・・
「レントン、会いたいよ・・」
