テレビで、フランスの旅を見た。フランスは人口6200万人ぐらいのヨーロッパの中心国の一つで、首都はパリだ。パリの空港から都心にバスで行くと安い。ベルサイユ宮殿、ルーブル美術館、エッフェル塔など人気のある地点をめぐるバスもある。大西洋に浮かぶ島のような修道院モンサンミシェルも人気がある。フランスアルプスの街シャモニーに行くと3880mぐらいの山の上にケーブルカーで登れる。最高峰モンブランの丸い頂上が見える。パラグライダーでアルプスの山の間を飛ぶことができる。地中海沿岸の南仏のニースには海岸があり、砂浜ではなく丸い石が積もっている。ニースは貴族が別荘にしてきていた。寒いヨーロッパ北部から暖かい南仏に旅行する人が多い。
自衛隊の劇画を見た。自衛隊のヘリ空母やヘリコプターが時間と空間を超えて、日米が戦闘している太平洋戦争の1942年の時空に飛びこんでしまう。突然現れた自衛隊は日本軍に協力し、珊瑚海海戦で米空母レキシントンを撃沈する。米軍は日本艦隊を原爆で撃沈する。ヘリ空母は米空母ホ―ネットの東京原爆空襲を阻止するために北上し、ホ―ネットを撃沈する。ヘリ空母は多数の米軍機の攻撃で沈没する。過去へタイムスリップする設定だが、昔の兵器と現代の兵器が戦うとどうなるか見ることができた。
DVDで自衛隊が富士山の裾野で行った演習を見た。ヘリコプターから陸上自衛隊員がロープを伝って降下し、地上に降りて偵察する。ヘリコプターが戻りロープに隊員をつりさげて飛び去る。オートバイ部隊が偵察に走っていく。長距離砲が砲撃する。弾着今という声がして富士山の形に爆煙が並ぶ。装甲車が突入して機銃を撃ち込む。地雷原を破壊するロケットが打ち出される。戦車が突撃して砲撃する。型どおりの戦闘だが、現実にはサイバー戦、電波戦で通信が乱され、命令が届かず、ロケットの制御が狂い、第2波、第3波の敵軍の反撃の砲火で多くの被害が出るだろう。突撃前進ばかりではなく、撤退戦闘や都市の市街戦、野戦病院や補給も重要だろう。
テレビで、JR北海道の事故多発の様子を見た。特急列車のエンジンが火災になったり、レール幅のずれが補修されずコンテナ列車が脱線したりしている。260か所の補修が放置されていたという。事故をもみ消すためにATSの機械を壊した運転手もいる。補修したくても人手が足りず、中堅の40代が少ない。若い人と高齢のベテランに二極化して断絶して、技術が伝わらず工事ができない。社内の情報交流も良くない。26年前に国鉄が民営化されたが、JR北海道は赤字体質で、スピードアップを目指して特急を高速で走らせ無理が出て火事になったようだ。新しい車両もあるが、古い車両も多い。両方整備しなければならず大変だという。特急の火災事故後はスピードダウンしているようだ。安全第一でスピード競争はしないでほしい。
テレビで、地球温暖化の原因といわれる炭酸ガスが工場や自動車の使用などの人間活動で増加し、豪雨や、洪水、猛暑などの異常気象が起きているというIPCCの報告が出たという。海面が26~82cm高くなり、日本も65cm上昇し、50%の砂浜がなくなるという。北極の氷が溶けて減って、航路ができ、北極の海底資源が開発競争の対象になっている。深海の温度が上昇している。温度を吸収しているという。今までの常識が通用しない異常気象が普通の変動期になっているようだ。作物も品種を変えて温度環境の変化に対応しなければならない。人間も夏休みを長くして猛暑を避け、年中行事のスケジュールも変え、甲子園の高校野球も秋にしなければならない。東京オリンピックも秋にずらし、温度の変化に対応しなければならないだろう。不況になると工場や自動車の活動も低下して温暖化が防げるかもしれない。